2025年のウインターカップは、絶対的な本命が存在しない近年まれに見る大混戦です。特に男子は夏の王者でさえ安泰ではなく、どのチームにも日本一のチャンスがある点が最大の見どころになります。
この記事では、群雄割拠の男子と2強対決が注目の女子について、各優勝候補チームの強みや注目選手を「ウインターカップ2025 出場校・注目選手ガイド」として徹底解説。試合の裏側にある駆け引きや戦術まで理解できるため、観戦が何倍も楽しくなります。

有力チームや注目選手を事前に押さえておきたいな

この記事を読めば、大会を深く楽しむための情報がすべてわかります
- 2025年男子の優勝候補と注目選手
- 桜花学園と京都精華学園が争う女子の勢力図
- 大会の日程とテレビ放送予定
混戦模様のウインターカップ2025を制するチーム予測
2025年のウインターカップは、絶対的な優勝候補が存在しない近年まれに見る大混戦模様です。夏のインターハイ王者やU18トップリーグの覇者でさえ安泰ではなく、どのチームにも日本一のチャンスがある点が最大の見どころになります。
本命不在で激戦必至の大会展望
今大会は、突出したチームがいないため、一回戦から決勝さながらの熱戦が期待されます。
夏のインターハイを制した鳥取城北や、U18トップリーグ王者の福岡大学附属大濠といった実力校でさえ、敗戦を経験しており、絶対的な存在ではありません。
特に福岡大学附属大濠は、福岡県予選決勝で福岡第一に敗れノーシードからの出場となるなど、波乱の展開がすでに始まっています。
女子も同様に、インターハイ覇者の桜花学園とU18トップリーグを制した京都精華学園の2強対決が軸ですが、他の有力校も虎視眈々と頂点を狙っており、予断を許さない状況です。
どの試合も最後まで結果が読めない、手に汗握るゲームが続くでしょう。

どのチームにもチャンスがあるからこそ、応援する側も力が入るな

だからこそ、一戦一戦の結果が読めず面白いのです
組み合わせの妙や大会中のチームの成長が、勝敗の行方を大きく左右します。ファンにとっては、全ての試合が見逃せない注目のカードとなるはずです。
事前情報が観戦の鍵を握る理由
混戦の大会を最大限に楽しむためには、各チームの戦力や注目選手を事前に把握しておくことが欠かせません。チームごとの戦術や選手のマッチアップといった、プレーの裏側にある駆け引きを理解することで、試合観戦は何倍も深みを増します。
例えば、Jr.ウインターカップで1試合54得点を記録した福岡大学附属大濠の白谷柱誠ジャック選手が、どのタイミングで流れを変えるプレーを見せるのか。
あるいは、福岡第一が誇る宮本聡・耀の双子ガードコンビが、息の合ったパスワークで相手の守備網をいかに切り裂くのか。こうした個々のプレーに注目するだけでも、試合の楽しみ方は大きく変わります。
| 観戦のポイント | 注目すべき具体例 |
|---|---|
| 個人の得点能力 | 福岡大学附属大濠・白谷柱誠ジャック選手の爆発力 |
| 組織的な連携プレー | 福岡第一・宮本兄弟のコンビネーション |
| インサイドの支配力 | 鳥取城北・ハロルド・アズカ選手のブロックとダンク |
| ガードのゲームメイク | 桜花学園・竹内みや選手の司令塔としての役割 |
こうした情報を知っているか否かで、一つのプレーから得られる興奮や感動はまったく異なります。事前知識は、単なる観戦を戦術的な分析へと昇華させるための重要な鍵となるのです。
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男子の部、群雄割拠のトーナメントを勝ち抜く優勝候補と注目選手
2025年のウインターカップ男子は、昨年のような絶対的な本命チームが存在せず、まさに群雄割拠の様相を呈しています。夏のインターハイ王者やU18トップリーグ覇者など実力校がひしめき合っており、どのチームが頂点に立ってもおかしくない混戦模様です。
初戦から目が離せない好カードが続出するでしょう。
| チーム名 | 強み | 注目選手 |
|---|---|---|
| 鳥取城北 | 攻守のバランス、経験豊富な主軸 | ハロルド・アズカ |
| 福岡大学附属大濠 | 下級生の爆発力、立て直しの速さ | 白谷柱誠ジャック |
| 八王子 | 運動量豊富なゾーンディフェンス | 畠山颯大 |
| 仙台大学附属明成 | 得点力のある3年生、伝統の守備 | 小田嶌秋斗 |
| 福岡第一 | 双子の司令塔、電光石火の速攻 | 宮本聡、宮本耀 |
各チームがそれぞれの強みを発揮し、頂点を目指す戦いは、例年以上にスリリングな展開が期待されます。
夏の王者「鳥取城北」、攻守のバランス
夏のインターハイを制した鳥取城北は、ハロルド・アズカ選手を中心とした攻守のバランスが最大の武器です。
昨年のウインターカップ準優勝メンバーである「ハロルド・アズカ選手」、「新美鯉星選手」、「豊村豪仁選手」の3人がチームに残り、経験値の高さは出場校の中でも随一といえます。
司令塔の「福元源士選手」、シューターの「永田惺雅選手」に加え、成長著しい1年生の「フィリモン・ホムタワ・タルモン選手」が加わり、チーム力に厚みが増しました。

夏の王者に死角はないのかな?

U18トップリーグで八王子に敗れた課題を克服できるかが頂点への鍵です
インターハイ王者の経験と新戦力の融合が、夏冬連覇を成し遂げるための重要な要素となります。
U18リーグ覇者の「福岡大学附属大濠」、ノーシードからの逆襲
U18トップリーグで優勝しながらも、福岡県予選決勝で福岡第一に敗れ、ノーシードでの出場となったのが福岡大学附属大濠です。しかし、その後の再戦では福岡第一に97-48で大勝し、見事にチームを立て直しました。
「吉岡陽選手」が21得点・7リバウンド・6アシスト・5スティールとチームを牽引し、1年生の「白谷柱誠ジャック選手」ら下級生の活躍も目覚ましいものがあります。

ノーシードだと対戦相手が厳しくなるよね?

開志国際や北陸など強豪がひしめくブロックを勝ち抜く必要があります
厳しいトーナメントを勝ち上がるためには、勝又絆選手や榎木璃旺選手といった3年生の働きが、2連覇への鍵を握ります。
伝統のゾーンディフェンスが武器の「八王子」と「仙台大学附属明成」
八王子と仙台大学附属明成は、ともに相手のリズムを崩す伝統のゾーンディフェンスを武器としています。
八王子は、U18トップリーグで夏の王者・鳥取城北を破った実力校です。「畠山颯大選手」のゲームメイク、「照井昇太朗選手」のシュート力、「ニャン・セハセダト選手」のインサイドプレーがかみ合い、運動量豊富な守備で相手を封じ込めます。
一方、仙台大学附属明成はインターハイ3位の実績を持ちます。チームの要である「今野瑛心選手」が故障中という不安はありますが、得点力のある司令塔・「小田嶌秋斗選手」とU18トップリーグで33得点を記録した「三浦悠太郎選手」がチームを牽引します。

2チームの勝ち上がりのポイントは?

八王子は東山、仙台大学附属明成は帝京長岡との対戦が最初の難関になります
それぞれ持ち味の違う攻撃力と伝統の堅守がかみ合ったとき、両チームは頂点へと駆け上がることでしょう。
宮本兄弟率いる福岡第一、電光石火のパスワーク
福岡第一の最大の特徴は、宮本聡選手と宮本耀選手という双子の司令塔が繰り出す、電光石火のパスワークです。
福岡県予選決勝では福岡大学附属大濠を下しましたが、直前に留学生のシー・ムサ選手が帰国するアクシデントに見舞われました。この穴を埋めるべく、1年生留学生のバ・イブラヒマ・ハリル選手とンガンボ・モンガ・リゴ選手の成長がチーム浮沈の鍵を握ります。

留学生が抜けた影響は大きいのでは?

宮本兄弟を中心とした速攻とアグレッシブな守備でカバーします
下級生の成長と宮本兄弟のコンビネーションが融合したとき、チーム伝統のアグレッシブなディフェンスからの速攻が真価を発揮します。
大会を沸かせる注目の男子プレーヤーたち
今大会には、チームの勝敗を左右するだけでなく、個人のプレーで観客を魅了するスター選手が数多く出場します。
彼らのプレー一つひとつが、試合の流れを大きく変える力を持っています。
| 選手名 | 所属 | 学年 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 白谷柱誠ジャック | 福岡大学附属大濠 | 1年 | Jr.ウインターカップで1試合54点を記録した超高校級スコアラー |
| 宮本聡 | 福岡第一 | 3年 | 双子の耀選手との息の合った連携でディフェンスを翻弄する司令塔 |
| 宮本耀 | 福岡第一 | 3年 | 聡選手と見分けがつかないほどの連携プレーでチームを牽引 |
| ハロルド・アズカ | 鳥取城北 | 3年 | 身長200cmを活かした豪快なダンクとブロックでゴール下を支配 |

特に注目すべき選手は誰だろう?

「八村塁二世」の呼び声高い福岡大学附属大濠の白谷柱誠ジャック選手です
彼ら注目選手たちがチームを勝利に導くプレーを見せるのか、個人のパフォーマンスにも注目することが、大会をより一層楽しむためのポイントです。
女子の部、2強対決の行方と優勝候補・注目選手
女子の部は、夏のインターハイを制した桜花学園と、ウインターカップ4連覇を目指す京都精華学園の2強対決が最大の焦点です。
U18トップリーグでは京都精華学園が勝利しており、桜花学園が冬の本番でリベンジを果たせるかに注目が集まります。
| チーム | 実績 | 主な選手・特徴 |
|---|---|---|
| 桜花学園 | インターハイ制覇 | 竹内みや、濱田なな、山田桜来のガードトリオによるスピードと堅守 |
| 京都精華学園 | U18トップリーグ3連覇 | ンガルラ・ムクナ・リヤ、オディア・カウェル・リッツの留学生による高さと速さ |
| 日本航空北海道 | インターハイ準優勝 | U-18日本代表の庵原有紗を大黒柱に、1年生4人の結束力 |
| 岐阜女子 | インターハイ3位 | 司令塔・小松美羽の復帰、3年生コンビによる堅守速攻 |
この2強に、インターハイ準優勝の日本航空北海道や3位の岐阜女子といった実力校がどう挑むのかも見逃せません。
4年ぶりの冬制覇を狙う「桜花学園」のガードトリオ
インターハイ王者として4年ぶりのウインターカップ制覇と夏冬二冠を目指すのが桜花学園です。
チームの強さの根幹をなすのは、スピードと激しい守備を兼ね備えたガードトリオです。
U18トップリーグでは京都精華学園に66-79で敗れましたが、この経験を糧にチームはさらなる進化を遂げています。司令塔の「竹内みや選手」を中心に、「濱田ななの選手」、「山田桜来選手」がコートを駆け巡ります。
| 選手 | 学年 | 身長 | 役割・特徴 |
|---|---|---|---|
| イシボ・ディバイン | 3年 | 177cm | 強力なインサイドディフェンス、リバウンド |
| 勝部璃子 | 2年 | 177cm | オールラウンドな得点源 |
| 濱田ななの | 3年 | 161cm | スピードあるドリブル、強いオンボール守備 |
| 山田桜来 | 3年 | 160cm | 重要な局面での守備力 |
| 竹内みや | 2年 | 161cm | U16アジアカップMVP、司令塔 |
「ここまではありがたいことに勝たせてもらっていたので、もう一度現実を受け入れて、より一層気を引き締め、必ずウインターカップでリベンジをします」(白慶花コーチ)
https://basketballking.jp/news/japan/20251218/583472.html
「ディフェンスをもう一度強化しないといけないし、シュートなどほかの面でももっと強化できると思います」(濱田ななの)
https://basketballking.jp/news/japan/20251218/583472.html

桜花学園のキープレイヤーは誰?

U16アジアカップMVPに輝いた2年生ガードの竹内みや選手です
敗戦をバネに守備とシュート精度を磨き上げ、冬の頂点を目指します。
大会4連覇を目指す「京都精華学園」の高さと速さ
前人未到の大会4連覇に挑む京都精華学園は、U18トップリーグで7戦全勝を飾り、その実力を見せつけました。2人の留学生がもたらす高さと、速攻を兼ね備えた攻撃力が最大の武器です。
山本綱吉コーチの指導のもと、質を重視した練習で個々の能力を最大限に引き出しています。速攻の起点となる「吉田ひかり選手」から、留学生の「ンガルラ・ムクナ・リヤ選手」、「オディア・カウェル・リッツ選手」へつなぐ攻撃パターンは、他校の脅威となります。
| 選手 | 学年 | 役割・特徴 |
|---|---|---|
| ンガルラ・ムクナ・リヤ | 2年 | 速攻もこなせる留学生センター |
| オディア・カウェル・リッツ | 1年 | 高さを活かしたプレーが武器の留学生 |
| 吉田ひかり | 2年 | 速攻の起点となるガード |
| 谷彩南 | 2年 | ベンチから流れを変えるタレント |
| 満生小珀 | 2年 | ベンチの貴重な戦力 |
桜花学園との頂上決戦を制し、偉業を達成できるかどうかに期待がかかります。
2強に挑む「日本航空北海道」と「岐阜女子」
2強体制に待ったをかける筆頭が、インターハイ準優勝の日本航空北海道と、同3位の岐阜女子です。
日本航空北海道は、矢倉直親コーチが3年計画で育て上げたチームワークが光ります。大黒柱でU-18日本代表の「庵原有紗選手」と、スターターを務める1年生4名の結束力は大会屈指です。
一方の岐阜女子は、故障から復帰した司令塔の「小松美羽選手」がチームを牽引し、伝統の堅守速攻で上位進出を狙います。
| チーム | 特徴 | 注目選手 |
|---|---|---|
| 日本航空北海道 | 3年育成計画が結実したチームワーク | 庵原有紗 |
| 岐阜女子 | 司令塔復帰による堅守速攻の強化 | 小松美羽、三宅香菜、杉浦結菜 |

この2チームが勝ち上がるためのポイントは?

日本航空北海道は3回戦、岐阜女子は2回戦の戦いがそれぞれヤマ場になります
両チームともに序盤の厳しい戦いを勝ち抜き、2強への挑戦権を掴み取ることができるかが注目点です。
大会を彩る注目の女子プレーヤーたち
今大会も、チームの勝敗を左右するエース級の選手たちがしのぎを削ります。彼女たちの個人技やリーダーシップが、試合の流れを大きく変えることは間違いありません。
特に桜花学園の司令塔である「竹内みや選手」は、U16アジアカップでMVPを獲得した実力者です。
また、日本航空北海道の「庵原有紗選手」は、U-18日本代表で培った経験と高精度のミドルシュートでチームを牽引します。
| 選手名 | 所属 | 特徴 |
|---|---|---|
| 竹内みや | 桜花学園 | FIBA U16女子アジアカップMVP、試合を支配する司令塔 |
| 庵原有紗 | 日本航空北海道 | 高精度ミドルシュートを武器とするU-18日本代表のスコアラー |
| イシボ・ディバイン | 桜花学園 | フィジカルとリバウンドでインサイドを支配 |
| 勝部璃子 | 桜花学園 | あらゆる局面で得点を狙える万能型スコアラー |
| 小松美羽 | 岐阜女子 | 故障から復帰しチームを牽引する司令塔 |
スター選手たちのハイレベルなプレーが、大会をさらに熱く盛り上げます。
高校バスケの頂点を決めるウインターカップ2025の大会概要
高校バスケの集大成となるウインターカップ2025は、2025年12月23日(火)から29日(月)までの7日間にわたって開催されます。全国から男女合計120校が集結し、高校バスケットボール界の頂点を目指して熱戦を繰り広げます。年末のバスケファンにとって見逃せない一週間となるため、日程と放送予定をしっかり確認しておきましょう。
大会日程と会場
ウインターカップ2025は、クリスマスの時期から年末にかけて開催される冬の風物詩です。2025年12月23日(火)から29日(月)までの7日間、東京体育館をメイン会場として、全国から男女合わせて120校がトーナメント方式で日本一を争います。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大会名称 | SoftBank ウインターカップ2025 令和7年度 第78回全国高等学校バスケットボール選手権大会 |
| 開催期間 | 2025年12月23日(火)~12月29日(月) |
| 会場 | 東京体育館 (メイン会場)、武蔵野の森総合スポーツプラザ |
| 参加校数 | 男女各60校、合計120校 |

会場が複数あるなら、移動も考えないと。

メイン会場は東京体育館なので、決勝トーナメントはそこで観戦できます。
熱戦を現地で観戦する際は、チケット情報と合わせて会場へのアクセスも事前に確認しておくことが重要です。
男女決勝のテレビ放送予定
大会のクライマックスである男女決勝戦は、テレビでの生中継が予定されており、全国のファンが固唾をのんで見守ります。女子決勝は12月28日(日)12:00からBS朝日で、男子決勝は12月29日(月)13:00からテレビ朝日系列で生中継されます。
| カテゴリ | 放送日時 | 放送局 |
|---|---|---|
| 女子決勝 | 2025年12月28日(日) 12:00~ | BS朝日 |
| 男子決勝 | 2025年12月29日(月) 13:00~ | テレビ朝日系列 (生中継) |
| 熱冬!高校バスケ デイリーハイライト | 12月23日(火)~29日(月) | テレビ朝日系列 |
自宅からでも最高の瞬間を見逃さないよう、録画予約も含めて放送スケジュールをカレンダーに登録しておきましょう。
よくある質問(FAQ)
- ノーシードの福岡大学附属大濠は、厳しいブロックをどう勝ち上がりますか?
-
吉岡陽選手を中心としたゲームメイクと、1年生の白谷柱誠ジャック選手の得点力が攻撃の軸です。
加えて、県予選敗退後にチームを立て直した経験を持つ、勝又絆選手や榎木璃旺選手ら3年生が精神的な支柱となります。強豪がひしめくブロックを勝ち抜くには、試合序盤から主導権を握る速い展開が求められます。 - 今大会の男子で、特に優勝の鍵を握るポジションはどこでしょうか?
-
試合の流れを作る「司令塔(ポイントガード)」と、ゴール下を支配する「インサイドプレーヤー」の活躍が勝敗を分けます。福岡第一の宮本兄弟のようなガード陣が繰り出すゲームメイクと、鳥取城北のハロルド・アズカ選手のようなインサイドの選手が見せる高さとパワーの攻防が、大会の行方を大きく左右するでしょう。
- 女子の2強、桜花学園と京都精華学園のバスケスタイルの違いを教えてください。
-
桜花学園は、竹内みや選手を中心としたガードトリオによるスピードと、前から激しくプレッシャーをかける堅いディフェンスが持ち味のチームです。対する京都精華学園は、2人の留学生が担うインサイドの高さと、そこから展開される速攻を武器に得点を重ねるスタイルが特徴になります。
- 1年生ながら活躍が期待される選手は、男子の白谷選手以外にもいますか?
-
はい、います。男子では鳥取城北のフィリモン・ホムタワ・タルモン選手が、夏のインターハイを経て大きく成長しました。女子では、日本航空北海道のスターターに名を連ねる1年生4人や、U16日本代表経験を持つ桜花学園の加地百花選手、小田陽夏選手といった将来性豊かな選手たちのプレーにも注目です。
- 大会序盤で絶対に見逃せない、注目の対戦カードはありますか?
-
男子では、ノーシードで登場するU18トップリーグ王者・福岡大学附属大濠の初戦は必見です。また、実力校同士が激突する八王子ブロックの1回戦、東山対中部大学第一の試合は、序盤の大きな山場となる好カードになります。この試合の勝者が、シード校の八王子に挑む流れも大きな見どころです。
まとめ
本記事では、ウインターカップ2025の優勝候補と注目選手を解説しました。特に男子はどのチームにも日本一のチャンスがある近年まれに見る大混戦で、一瞬たりとも目が離せません。
- 群雄割拠の男子を勝ち抜く優勝候補チーム
- 桜花学園と京都精華学園が軸となる女子の勢力図
- 試合の流れを変える男女の注目プレーヤー
本記事の情報を観戦ガイドとして、応援するチームや選手を見つけてみましょう。プレーの裏側にある戦術や駆け引きに注目することで、大会をより一層深く楽しめます。
