2026年のWBCで侍ジャパンの前に立ちはだかる韓国代表は、過去最強の布陣となります。
その最大の理由は、国籍に縛られず、韓国にルーツを持つメジャーリーガーの招集を本格的に開始したことです。
前回大会の屈辱をバネにチーム編成の考え方を根本から変え、キム・ハソン選手やイ・ジョンフ選手らに加え、最大で9名もの現役メジャーリーガーが新たに名を連ねます。

今回の韓国代表は、そんなにメンバーが変わるの?

はい、メジャーリーガーの合流で過去最強チームが誕生します
この記事で分かること
- 2026年WBCで韓国代表が過去最強になる理由
- 出場が期待されるメジャーリーガーの選手情報
- メジャー組を加えた韓国代表の予想スタメン
侍ジャパン最大の障壁、過去最強の韓国代表が誕生する理由
2026年のWBCで侍ジャパンの前に立ちはだかる韓国代表は、過去のどのチームとも比較にならない戦力となる見込みです。
その最大の理由は、国籍に縛られず、韓国にルーツを持つメジャーリーガーの招集を本格的に開始したことにあります。
2023年大会での屈辱的な敗退をバネに、チーム編成の思想そのものを大きく変えたのです。
この方針転換が、韓国代表をどのように変貌させるのか、4つの理由から解き明かしていきます。
これらの変革が結実したとき、韓国代表は侍ジャパンにとって最大の脅威となるでしょう。
2023年大会1次ラウンド敗退の雪辱
すべての始まりは、2023年WBCでのまさかの1次ラウンド敗退という結果でした。
優勝候補の一角と目されながら、宿敵である日本代表にも敗れるなど、韓国野球界にとって受け入れがたい屈辱となったのです。
この手痛い失敗が、代表チームのあり方を根本から見直すきっかけとなりました。
過去の栄光に固執するのではなく、勝利のためにあらゆる可能性を追求するべきだという機運が国内で高まったことは、今回のチーム強化における大きな原動力です。

前回の韓国って、そんなにダメだったの?

はい、優勝候補とされながら宿敵日本にも敗れ、まさかの1次ラウンド敗退でした
この雪辱を果たすという強い意志が、韓国野球委員会(KBO)と現場を動かし、これまでの常識を覆すチーム編成へと向かわせているのです。
韓国系メジャーリーガー招集の本格化
今回の韓国代表における最大の変革点は、韓国にルーツを持つメジャーリーガーを積極的に招集する方針へ転換したことです。これにより、これまで代表チームとは無縁だったトップレベルの選手たちが加わる道が開けました。
現地報道によれば、すでに出場資格を持つキム・ハソン選手やイ・ジョンフ選手らに加え、新たに韓国系メジャーリーガーが合流し、最大で9名もの現役メジャーリーガーが名を連ねる可能性があります。
この数字は、投手力、攻撃力、守備力すべての面でチームのレベルを根底から引き上げるものです。
これまでKBOリーグの選手が主体だったチームに、メジャーリーグの最前線で戦う選手たちのパワーと経験が注入されることで、戦力は大幅に底上げされます。
成功事例となったトミー・エドマン選手の存在(手術のため出場が絶望的)
この大きな方針転換の道を切り拓いたのが、2023年大会で韓国系アメリカ人として初めて代表入りしたトミー・エドマン選手(ロサンゼルス・ドジャース)の存在です。
彼の参加と活躍が、歴史的な成功事例となりました。
ゴールドグラブ賞受賞経験のある華麗な守備とシュアな打撃でチームに貢献しただけでなく、その献身的なプレー姿勢は韓国のファンや関係者に感銘を与えました。
彼の活躍は、血統や国籍といった壁を越えて優れた選手を受け入れる素地を韓国野球界に作ったのです。

エドマン選手ひとりで、そんなに影響があったんだ

彼のプレーと姿勢が、韓国代表の未来への扉を開いたと言っても過言ではありません
エドマン選手という成功モデルがあったからこそ、KBOは迷うことなく、さらなる韓国系メジャーリーガーの招集へと舵を切ることができたのです。
リュ・ジヒョン監督が描くチームの青写真
チームの指揮を執るリュ・ジヒョン監督の明確なビジョンも、最強チーム誕生を後押ししています。
監督は単にスター選手を集めるだけでなく、チームとして最大限の機能を発揮できる編成を模索しているのです。
柳監督自らが「3~4人の(韓国系メジャーリーガーの)合流を期待している」と公言しており、彼らの力をチームに組み込むことに並々ならぬ意欲を見せています。これは、戦術の幅を広げ、国際大会特有の短期決戦を勝ち抜くための重要な一手です。
メジャーリーガー個々の高い能力と、KBOリーグで培われた組織力や結束力を融合させること。リュ・ジヒョン監督が描くこの青写真こそが、世界一を狙えるチームを作り上げるための最後のピースとなるでしょう。
【関連記事】
韓国プロ野球(KBO)からMLBへ挑戦した選手たちの軌跡を紹介。パイオニア朴賛浩から躍動する金河成、未来のスター李政厚まで、彼らの活躍とMLB球団のスカウト戦略を解説します。
出場が期待されるMLBの主力選手一覧
韓国代表の戦力強化において、新たに加わる韓国系メジャーリーガーの存在が最大の鍵です。彼らが加わることで、チームは過去の大会とは比較にならないほどの厚みを持つことになります。
| 選手名 | 所属球団 | ポジション | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ジャメイ・ジョーンズ | デトロイト・タイガース | 外野手 | パワーとスピードを兼ね備えた中軸候補 |
| ライリー・オブライエン | セントルイス・カージナルス | 投手 | 最速162キロを誇るクローザー候補 |
| デーン・ダニング | アトランタ・ブレーブス傘下 | 投手 | 最速152キロの変化球のキレで勝負する |
| ロブ・レフシュナイダー | シアトル・マリナーズ | 外野手 | 豊富な経験を持つ実力派ユーティリティー選手 |
(ケガにより辞退) | アトランタ・ブレーブス | 内野手 | ゴールドグラブ賞受賞の鉄壁の守備 |
| イ・ジョンフ | サンフランシスコ・ジャイアンツ | 外野手 | KBOの首位打者とMVPを獲得した安打製造機 |
(手術のため出場が絶望的) | ロサンゼルス・ドジャース | 内野手 | 攻守に万能なスイッチヒッター |
| キム・ヘソン | ロサンゼルス・ドジャース | 内野手 | 走力があり高い出塁率を誇る |
これまでの韓国代表のイメージを覆す、強力な布陣が完成しつつあるのです。
パワーとスピードを併せ持つ|ジャメイ・ジョーンズ選手
ジャメイ・ジョーンズ選手は、母親が韓国系のアメリカ人メジャーリーガーです。
2020年にはロサンゼルス・エンゼルスで大谷翔平選手と同僚だった経験を持ち、2025年シーズンにはデトロイト・タイガースで72試合に出場し、打率.287、7本塁打、23打点を記録しています。

外野の層が厚くなるのは間違いないですね

パワーとスピードを兼ね備え、打線の中軸を担う存在になります
彼の加入は、韓国代表打線の得点力向上に直結します。
最速162キロの剛腕|ライリー・オブライエン投手
ライリー・オブライエン投手は、母親が韓国人の救援右腕で、韓国代表のブルペンを支える存在として期待されています。
身長193cmの長身から投げ下ろす最速162キロのパワーシンカーが最大の武器です。
セントルイス・カージナルスに所属し、2025年シーズンは42試合に登板して3勝1敗6セーブ、防御率2.06という安定した成績を残しました。
試合終盤の重要な局面を任せられるクローザー候補として、チームの勝利に貢献することは確実です。
先発ローテの安定装置|デーン・ダニング選手
デーン・ダニング選手は、アトランタ・ブレーブス傘下所属で活躍する右腕投手で、先発・ロングリリーフの両面を担える柔軟性が大きな強みです。
直球と多彩な変化球を組み合わせた投球スタイルが特徴で、力任せではなく打者のタイミングを外すクレバーさに定評があります。特に試合を壊さず、イニングを安定して消化できる点は、ローテーションを支える存在として非常に価値が高いですね。
大舞台での登板経験もあり、プレッシャーのかかる状況でも冷静に自分の投球を貫ける点は評価ポイントです。
派手な奪三振型ではありませんが、要所を締める投球で試合の流れを作ります。
彼の安定感は、韓国チームにとって欠かせない要素です。
新戦力と既存投手陣が融合していく中で、ダニング選手の経験と落ち着いたマウンドさばきは、投手陣全体の底上げにつながる重要なピースと言えるでしょう。
外野の切り札|ロブ・レフシュナイダー選手
ロブ・レフシュナイダー選手は、シアトル・マリナーズに所属する外野手で、メジャーでの豊富な経験を持つ実力派ユーティリティー選手です。
右打者として左投手に強い打撃傾向を示し、出場機会が限られる中でも結果を残してきた点は高く評価されています。勝負所での一打や、試合の流れを変える役割を担える存在です。
守備面では主に外野の両翼をこなし、状況に応じた柔軟な起用が可能です。堅実な守備と判断力で、終盤の守備固めとしても計算が立ちます。

派手さはないものの、チーム戦術にフィットする安定感は大きな魅力ですね。
短期決戦や接戦が続く展開において、こうした経験豊富な選手の存在はベンチワークを支える重要な要素となります。
若手と主力が混在するチームにおいて、レフシュナイダー選手の落ち着いたプレーと準備力は、確実に戦力の底上げにつながるでしょう。
内野の要|キム・ハソン選手(ケガにより辞退)
キム・ハソン選手は、 アトランタ・ブレーブスに所属する内野手で、すでに韓国代表の中心選手として確固たる地位を築いています。
2023年にはアジア人内野手として史上初となるゴールドグラブ賞(ユーティリティー部門)を獲得するなど、メジャーリーグでもトップクラスの守備力を誇ります。
打撃面でも安定した成績を残しており、攻守にわたってチームを牽引する存在です。

彼の安定感はチームに欠かせませんね

メジャーでの豊富な経験が、短期決戦で大きな力となります
新たに加わる選手たちと既存の主力が融合する上で、彼のリーダーシップは不可欠な要素です。
風の子の息子|イ・ジョンフ選手
KBOリーグのレジェンド、イ・ジョンボム氏を父に持つイ・ジョンフ選手は、2024年からサンフランシスコ・ジャイアンツでプレーする外野手です。
「風の子の息子」という異名通り、俊足と卓越したバットコントロールが持ち味で、KBO時代には2022年に打率.349で首位打者とMVPを獲得しました。
メジャー移籍後もその実力を発揮し、韓国代表のリードオフマンとして期待されます。
父が果たせなかったWBCでの世界一を目指し、彼の活躍がチームを勢いづけます。
攻守のキーマン|トミー・エドマン選手(手術のため出場が絶望的)
トミー・エドマン選手は、母親が韓国系で、2023年大会で韓国系アメリカ人として初めて代表入りした先駆者です。
本職はセカンドですが、ショートや外野もこなせるユーティリティー性と、2021年にナショナル・リーグの二塁手部門でゴールドグラブ賞を獲得した堅実な守備力が光ります。
スイッチヒッターであり、俊足も兼ね備えているため、打線のどこにでもフィットする貴重な存在といえます。
彼の成功事例があったからこそ、今回の大規模な韓国系メジャーリーガー招集へと繋がったのです。
走力があり高い出塁率を誇る|キム・ヘソン選手
キム・ヘソン選手は、卓越した走力と高い出塁率を兼ね備えています。
この二つの能力は、チームの攻撃において非常に重要な要素です。
彼が塁に出ることで、後続の打者は得点圏で打席に立ちやすくなり、得点機会が格段に増加するからです。
高い出塁率は、攻撃を組み立てる上で決定的な強みです。
一塁、二塁といったランナーがいる状況では、盗塁やエンドランなどの多様な攻撃オプションが生まれます。
こうした戦術的な駆け引きは、相手バッテリーを心理的に揺さぶり、結果としてチーム全体の得点力を向上させます。

キム・ヘソン選手のようなタイプの選手は、具体的にどのような活躍が期待できるのだろう

塁を賑わせることで、後続の強打者が得点圏で打席に立つ場面を増やします
キム・ヘソン選手の存在は、韓国代表打線に大きな厚みをもたらします。
彼の安定した出塁と積極的に次の塁を狙う姿勢は、単なる個人成績以上の価値を持ち、チーム全体の得点力向上に貢献し、侍ジャパンにとって非常に警戒すべき存在となります。
招集の可能性があるその他の韓国系選手
ここまで紹介した選手以外にも、複数の韓国系メジャーリーガーが代表候補としてリストアップされています。
現地報道によると、ピッツバーグ・パイレーツ所属のミッチェル・ペゲーロ選手や、クリーブランド・ガーディアンズ所属のウィル・ブレナン選手も候補に挙がっています。
彼らが加われば、選手の選択肢がさらに広がり、チームの総合力は一段と高まります。
| 選手名 | 所属球団 | ポジション |
|---|---|---|
| ミッチェル・ペゲーロ | ピッツバーグ・パイレーツ | 投手 |
| ウィル・ブレナン | クリーブランド・ガーディアンズ | 外野手 |
最大で9名もの現役メジャーリーガーが名を連ねる可能性があり、今後の正式発表から目が離せません。
MLB組集結で完成する2026年WBC韓国代表の予想スタメン
韓国系メジャーリーガーの合流により、打線の破壊力と守備の安定感が飛躍的に向上します。
KBOリーグのスター選手と現役メジャーリーガーが融合することで、過去最強ともいえる布陣が完成します。
各選手の能力と役割を分析すると、侍ジャパンにとって最大の障壁となる可能性が見えてきます。
| 打順 | ポジション | 選手名 | 所属球団 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 1番 | センター | イ・ジョンフ | ロサンゼルス・ドジャース | 俊足巧打のスイッチヒッター |
| 2番 | ショート | キム・へソン | ロサンゼルス・ドジャース | 走力があり高い出塁率を誇る |
| 3番 | セカンド | キム・ドヨン | KBO起亜タイガース | 若きトリプルスリー達成者 |
| 4番 | ライト | ジャマイ・ジョーンズ | デトロイト・タイガース | パワーとスピードを兼備 |
| 5番 | ファースト | パク・ビョンホ | KTウィズ | KBOを代表する長距離砲 |
| 6番 | レフト | キム・ヒョンス | LGツインズ | 元メジャーリーガーの巧打者 |
| 7番 | サード | ノ・シファン | ハンファ・イーグルス | KBO本塁打王(2023年) |
| 8番 | キャッチャー | ヤン・ウィジ | 斗山ベアーズ | 攻守の要となるベテラン |
| 9番 | 指名打者 | カン・ベクホ | KTウィズ | 天才的な打撃センス |
この予想スタメンは、各選手の能力を最大限に引き出すだけでなく、相手投手に絶えずプレッシャーを与え続けることを可能にします。
メジャーリーグで活躍する選手たちが上位を固め、KBOの実績あるベテランと若き大砲が脇を固める、まさに切れ目のない強力な打線です。
1番センター|イ・ジョンフ
「風の孫」の異名を持つイ・ジョンフ選手は、韓国プロ野球(KBO)最高のスター選手でした。
卓越したバットコントロールと選球眼を武器に、打線の中軸を担います。
KBOでの通算打率は.340を誇り、2022年にはシーズンMVPに輝きました。
サンフランシスコ・ジャイアンツ移籍後もその実力を発揮し、チームの得点源となることが期待されます。
クリーンナップの先頭として高い出塁率で好機を広げ、後続の長距離砲へつなぐ重要な役割を果たします。
2番ショート|キム・へソン
ショートは、野球において内野の要であり、守備範囲の広さと正確な送球能力が求められる重要なポジションです。
また、2番打者は、一般的にチームの攻撃を円滑に進め、チャンスメーカーとしての役割を担います。
キム・ヘソン選手は、卓越した走力と高い出塁率が特徴です。
打席では積極的に球を選び四球を選ぶことや、単打で塁に出ることで、後続打者へ得点圏にいる走者を繋げる状況を作り出します。また、一度塁に出れば、盗塁や次の塁を狙う積極的な走塁で相手バッテリーにプレッシャーをかけ、打線全体の得点力を高めます。

キム・ヘソン選手が2番ショートで出場することで、攻撃と守備のどのような強みが生まれますか?

出塁からの機動力と安定した守備力が、韓国代表の堅実な戦いを支える重要な要素となります。
守備では、ショートとして内野陣の中心となり、広大な守備範囲と安定した捕球から送球までの正確なプレーで、チームの失点を防ぎます。
堅実な守備と出塁能力を兼ね備えるキム・ヘソン選手は、韓国代表において打線と守備の両面でチームの中核を担い、特に重要な役割を果たす選手です。
3番セカンド|キム・ドヨン
「3番セカンド」は、打線の軸として攻撃を牽引し、同時に守備の要として内野陣をまとめる非常に重要なポジションです。韓国代表の予想スタメンでこの要職を任されるキム・ドヨン選手は、攻守両面でチームの勝利に大きく貢献する存在です。
打撃面では、出塁率の高さと長打力を併せ持つ打者が3番に配置されることで、クリーンアップとして得点機会を最大限に生かす役割を担います。
守備では、堅実なグラブ捌きと正確な送球で内野の連携をスムーズにし、ショートを務めるキム・ヘソン選手との鉄壁な二遊間を形成します。
彼の存在が、守備全体の安定感を飛躍的に向上させます。

キム・ドヨン選手が3番セカンドにいることで、韓国代表打線はどのように変化するのでしょうか

打線の中心としての得点力強化と、内野守備の安定性が高まります
キム・ドヨン選手は、攻守のキーマンとして、2026年WBC韓国代表の打線に厚みを持たせ、堅固な守備力を築き上げる上で非常に重要な役割を貢献します。
4番ライト|ジャメイ・ジョーンズ
新たに代表入りが期待されるジャメイ・ジョーンズ選手は、打線の核となる4番候補です。
パワーとスピードを併せ持つ身体能力が最大の魅力といえます。
母親が韓国系であり、2020年にはロサンゼルス・エンゼルスで大谷翔平選手ともプレーしました。
メジャーリーグで年間2桁本塁打を記録する長打力は、得点力不足に悩んできた韓国代表にとって待望の存在となります。
彼の加入は打線に厚みと威圧感をもたらし、相手投手にとって大きな脅威となることは間違いありません。
5番ファースト|パク・ビョンホ
KBOリーグを代表するスラッガー、パク・ビョンホ選手が5番に座ります。
韓国球界で通算380本以上の本塁打を放っている実績が、彼の存在価値を物語っています。
ミネソタ・ツインズでのプレー経験もあり、国際舞台での経験も豊富です。
勝負強い打撃で4番ジョーンズ選手の後ろを固め、得点機を確実にものにする役割を担います。
彼の存在は、若い選手が多いチームにとって、精神的な支柱としても機能するでしょう。
6番レフト|キム・ヒョンス
メジャーリーグでのプレー経験も持つキム・ヒョンス選手は、打線のつなぎ役として欠かせない存在です。
広角に打ち分けるシュアな打撃で、しぶとくチャンスを演出します。
KBO復帰後も毎年3割近い打率を維持しており、その安定感は群を抜いています。
下位打線に彼のような巧打者がいることで、打線の切れ目がなくなります。
勝負所での一打や進塁打など、チームバッティングに徹することができるベテランの技術は、短期決戦でこそ光るものです。
7番サード|ノ・シファン
若き大砲、ノ・シファン選手が打線にさらなる厚みをもたらします。
2023年のKBOリーグで31本塁打、101打点を記録し、本塁打王と打点王の二冠に輝きました。
まだ20代前半ながら、韓国代表の次代を担う主砲として期待されています。
長打力はメジャーリーガーにも引けを取らず、下位打線に置くにはもったいないほどの破壊力を持ちます。
この打順に彼がいることで、相手投手は1番から息をつく暇がありません。
8番キャッチャー|ヤン・ウィジ
攻守の要であるキャッチャーは、ベテランのヤン・ウィジ選手が務めます。
巧みなリードと強肩で、投手陣をまとめ上げます。
打撃面でもKBOで通算打率3割を超える実力者であり、キャッチャーながら打線の穴になることはありません。
むしろ、下位打線の得点源として機能します。

ベテラン選手の役割って何だろう?

チームの精神的支柱となり、大事な場面で結果を出すことです
彼の豊富な経験と統率力は、多様なバックグラウンドを持つ選手が集まる代表チームを一つにまとめる上で不可欠です。
9番指名打者|カン・ベクホ
天才打者と称されるカン・ベクホ選手が、9番指名打者として打線の最後を締めくくります。
高校卒業直後からKBOで目覚ましい活躍を見せてきた打撃センスは本物です。
2021年には打率.347で首位打者を獲得するなど、その実力は折り紙付きです。
9番に彼がいることで、打順が1番に返る前にチャンスを作れるため、相手にとっては悪夢のような打線となります。けがからの復活が期待される中、WBCという大舞台で完全復調をアピールする絶好の機会です。
先発と抑えを担う投手陣
投手陣も国内外のタレントが融合した強力な布陣となります。
先発の軸としては、KBOで安定した成績を残すクァク・ビン投手(斗山ベアーズ)やコ・ヨンピョ投手(KTウィズ)が予想されます。
そして最大の注目は抑え投手です。最速162キロのパワーシンカーを武器とするライリー・オブライエン投手(セントルイス・カージナルス)がクローザー候補として加わることで、ブルペンは格段に強化されます。

韓国代表の投手陣、弱点はどこ?

絶対的なエースが不在な点と、左腕投手が不足している点です
これまで課題とされてきたリリーフ陣に、メジャーリーグの第一線で活躍する剛腕が加わる意味は大きく、侍ジャパンにとっても終盤の戦い方が変わってくるでしょう。
韓国代表が進める「世代交代×戦術最適化」によるチーム再設計
メジャーリーグで活躍する選手たちが加わることで、2026年の韓国代表は投打にわたって戦力が大幅に向上します。 特に注目すべきは、これまでとは比較にならないほど厚みを増した打線の破壊力です。
個々の能力はもちろん、打線のつながりも脅威となり、侍ジャパンの投手陣は一瞬の気の緩みも許されない厳しい戦いを強いられることになります。
これまでの対戦データが通用しない、全く新しい韓国代表が誕生すると考えておくべきです。
若返りとMLB・KBO併用編成がもたらす戦力の再構築
| 観点 | 従来の韓国代表 | 2026年大会に向けた変化 |
|---|---|---|
| 年齢構成 | ベテラン中心 | 20代中盤を主軸に若返り |
| 主力選手 | MLB選手への依存度が高い | KBO組と役割分担を明確化 |
| 選考基準 | 実績重視 | 直近パフォーマンス重視 |
| 編成リスク | 特定選手不在で戦力低下 | 層の厚みでリスク分散 |
| チーム安定性 | コンディション差が課題 | 安定運用が可能な構造 |
近年の韓国代表は、明確に「世代交代」を軸としたチーム再構築を進めています。
2023年WBCではベテラン依存の色が残っていましたが、2026年大会に向けては20代中盤の主力選手を中心に据え、KBOでの実績と将来性を重視した選考が進んでいる点が特徴です。
さらに注目すべきは、MLB経験者・在籍者を「主役」ではなく「戦力の一部」として組み込む編成思想である点です。かつての韓国代表はMLB選手の個に頼る傾向が強かったのですが、現在はKBO組との役割分担が明確になり、打順や守備配置においても過度な特別扱いは見られません。

結局、どの世代の選手が多くなるのでしょうか

20代中盤のKBO主力選手が中心となり、そこに経験豊富なMLB組が加わります
この併用モデルにより、コンディション不安や調整遅れといったリスクが分散され、チーム全体としての安定性が向上しています。
短期決戦において「突出した1人」より「計算できる12〜13人」を揃える方向へと、韓国代表は確実に舵を切っています。
打撃アプローチの変化に見る韓国代表の得点創出モデル
| 項目 | 従来型 | 現在のモデル |
|---|---|---|
| 打撃思想 | 長打・一発狙い | 出塁率重視・状況対応型 |
| アプローチ | 初球から強振 | カウントを作る打席運び |
| 得点パターン | 本塁打中心 | 四球+進塁打+単打 |
| チーム傾向 | ムラが大きい | 再現性の高い得点 |
| 日本代表への影響 | 投手力で抑えやすい | 僅差展開で脅威増大 |
韓国代表の打撃は、かつての「強打・長打偏重」から明確に変化しています。
近年はKBO全体の傾向として、出塁率(OBP)とコンタクト率を重視する打撃指標が浸透しており、その影響は代表チームにも反映されています。
具体的には、初球からの強振よりもカウントを作る意識が強まり、四球・進塁打・犠牲フライを組み合わせた得点設計が目立つ点です。
これはMLBで主流となっている「得点期待値(Run Expectancy)」の考え方を取り入れた結果とも言えます。

どのような得点パターンが増えているのでしょうか

四球と進塁打、単打を組み合わせた再現性の高い得点創出が増えています
日本代表が高い投手力で試合を支配する一方、韓国代表は限られたチャンスを確実に点に結びつける設計を重視しており、1点を巡る攻防では依然として脅威となります。
大量得点型ではありませんが、僅差ゲームに持ち込まれた場合の嫌らしさは健在です。
投手起用の最適化とWBCルールへの適応度
| 観点 | 過去大会 | 現在の運用 |
|---|---|---|
| 先発投手 | 長いイニングを期待 | 4〜5回前提の設計 |
| 継投戦略 | 固定的 | マッチアップ重視 |
| 球数制限対応 | 不十分 | 事前に織り込み済み |
| 中継ぎ層 | 役割不明確 | 分業制が確立 |
| 短期決戦適性 | 不安定 | 大会仕様に適応 |
韓国代表の進化を語る上で欠かせないのが、投手起用の合理化です。
WBC特有の球数制限、登板間隔、連投リスクを前提とした継投設計は、過去大会での反省点でしたが、近年は明確な改善が見られます。
先発投手に長いイニングを求めるのではなく、4〜5回を基準とした分業制を採用し、試合展開に応じて柔軟に中継ぎを投入する形が主流となっている点です。
特に右左の使い分けや、打順に応じたマッチアップ重視の起用は、日本代表にとっても無視できない要素です。

以前のWBCと比べて、投手起用はどう変わったのですか

球数制限を意識した短いイニングで、複数の投手を投入する分業制が確立されました
また、KBOではシーズンを通じて継投機会が多いため、短期集中型の大会への適応力は年々高まっています。
投手層の絶対値では侍ジャパンに分があるものの、運用面での完成度が勝敗に影響する局面は十分に想定されます。
2026WBC Pool C(東京プール)日程
| 日程 | 試合 | 会場 |
|---|---|---|
| 2026年3月5日(木) | チャイニーズタイペイ vs. オーストラリア | 東京ドーム(日本) |
| 2026年3月5日(木) | チェコ vs. 韓国 | 東京ドーム(日本) |
| 2026年3月6日(金) | オーストラリア vs. チェコ | 東京ドーム(日本) |
| 2026年3月6日(金) | 日本 vs. チャイニーズタイペイ | 東京ドーム(日本) |
| 2026年3月7日(土) | チャイニーズタイペイ vs. チェコ | 東京ドーム(日本) |
| 2026年3月7日(土) | 韓国 vs. 日本 | 東京ドーム(日本) |
| 2026年3月8日(日) | チャイニーズタイペイ vs. 韓国 | 東京ドーム(日本) |
| 2026年3月8日(日) | オーストラリア vs. 日本 | 東京ドーム(日本) |
| 2026年3月9日(月) | 韓国 vs. オーストラリア | 東京ドーム(日本) |
| 2026年3月10日(火) | チェコ vs. 日本 | 東京ドーム(日本) |
日本はプールCに属し、東京ドームで1次ラウンドを戦います。
侍ジャパンの初戦は、2026年3月6日の予選通過チーム戦です。
そして、3月7日に韓国、3月8日にオーストラリア、3月10日にチェコと対戦します。
Pool C(東京プール)有力チームの関連記事はこちら
【関連記事】 日本代表
2026WBC日本代表は史上最強のドリームチーム。過去最多8名のMLB主力選手が集結した詳細メンバーと、優勝を決定づけるドリームスタメンを徹底分析し世界一奪還を展望。
【関連記事】 韓国代表
KBO(韓国プロ野球)の概要からリーグの仕組みやチーム、年俸、過去にNPBで活躍した韓国人選手、NPBとの関係まで徹底解説。
韓国プロ野球(KBO)からMLBへ挑戦した選手たちの軌跡を紹介。パイオニア朴賛浩から躍動する金河成、未来のスター李政厚まで、彼らの活躍とMLB球団のスカウト戦略を解説します。
【関連記事】 台湾代表
2026WBC台湾代表の選考状況、MLB組や注目選手を詳解。若手とベテラン融合で最強を目指すチームのスタメン予想、監督の方針や未来の青写真まで公開!
台湾プロ野球(CPBL)は台湾で大人気!リーグ概要、独自の仕組み(前後期制、外国人枠)、気になる年俸を解説。NPBで活躍した陽岱鋼、王柏融など台湾人選手も紹介。
台湾プロ野球(CPBL)からMLBへ!台湾出身の英雄特集。台湾人初のメジャーリーガー陳金鋒、最多勝の王建民など、CPBLからMLBへ挑戦した選手たちの軌跡と台湾球界への貢献を解説。
【関連記事】 オーストラリア代表
2026WBCオーストラリア代表はダークホースの可能性大!戦力分析や注目選手、独自最強スタメン予想で大会を先取り。いち早く詳細を知り、他のファンに差をつけよう。
よくある質問(FAQ)
- なぜアメリカ国籍の選手が韓国代表としてWBCに出場できるのですか?
-
WBCの出場資格規定では、本人の国籍だけでなく、両親や祖父母のいずれかがその国の国籍を持っている場合でも、代表選手として出場できます。この規定により、母親が韓国系であるトミー・エドマン選手やジャマイ・ジョーンズ選手も、韓国代表としてプレーすることが可能です。
- これだけメジャーリーガーが集まっても、韓国代表に弱点はないのですか?
-
はい、課題は存在します。特に、絶対的なエースと呼べる先発投手が不在である点や、質の高い左腕投手が不足している点は投手陣の懸念材料といえます。強力な打線を活かすためには、国際大会を勝ち抜く投手陣全体の底上げが不可欠となります。
- チームを率いるリュ・ジヒョン監督は、どのような指導者ですか?
-
リュ・ジヒョン監督は、現役時代にLGツインズで活躍した名遊撃手でした。引退後は同球団でコーチや監督を歴任し、選手の能力を見極める眼とデータに基づいた緻密な戦術に定評があります。多様な経歴を持つ選手たちをまとめ、チームとして機能させる手腕が期待される指導者です。
- 予想スタメン以外のKBOリーグ選手で、代表に選ばれる可能性のある注目選手はいますか?
-
はい、注目すべき選手はいます。投手では、2023年に新人王を獲得したハンファ・イーグルスのムン・ドンジュ投手が若手の注目株です。150キロ後半の速球が武器であり、将来のエース候補として期待されています。野手では、捕手として高い守備力と打撃力を兼ね備えるLGツインズのパク・ドンウォン選手も代表候補の1人です。
- 正式な代表メンバーはいつ頃発表されるのですか?
-
正式な発表時期はまだ決まっていません。しかし、過去の大会スケジュールを参考にすると、大会開催の前年である2025年の後半から年末にかけて、最終的な登録メンバーが固まり発表されるのが通例です。最新情報は韓国野球委員会(KBO)から随時公表されます。
まとめ
2026年のWBCで侍ジャパンの前に立ちはだかる韓国代表は、韓国にルーツを持つメジャーリーガーを本格的に招集する方針に転換したことで、過去最強のチームへと変貌を遂げます。
- 韓国代表が過去最強となる理由と新戦力となる韓国系メジャーリーガー
- MLB組が加わった場合の具体的な予想スタメン
- 侍ジャパンが警戒すべき韓国代表の戦力分析
この記事で解説した選手たちの今後の動向を追い、来るべき決戦に向けてライバルの戦力を分析することで、WBCをより深く楽しむ準備ができます。
【関連記事】
KBO(韓国プロ野球)の概要からリーグの仕組みやチーム、年俸、過去にNPBで活躍した韓国人選手、NPBとの関係まで徹底解説。
