【注目4区間】クイーンズ駅伝2025（女子駅伝日本一決定戦）ポイントとなる注目区間、注目選手を分かりやすく解説！

クイーンズ駅伝は、女子駅伝日本一を決める大一番。
注目区間「1区スタートダッシュ」「花の3区」「過酷の5区」では日本トップクラスの選手が激突し、順位が一気に動く大駆け引きが見どころです。

この記事では初めてクイーンズ駅伝を見る方でも楽しめるように、レースの仕組み、注目区間、スター選手を分かりやすく解説します。

全24チーム注目4区間選手一覧

クイーンズ駅伝2025のカギを握る4つの区間と、各区間で先頭争いを演じる注目選手をまとめました。

区間	距離	特徴	主な出走選手（代表種目・実績付き）
1区 スタートダッシュ必須	7.0km	松島湾沿いのペースアップ必須、集団先頭争いが激化	・谷本七星（日本郵政G）／1500m・3000m、世代トップのルーキー ・山本有真（積水化学）／5000m 世界陸上代表 ・樺沢和佳奈（三井住友海上）／5000m パリ五輪出場内定
3区 花の3区エース区間	10.6km	直線基調の勝負区間、エース対決の舞台	・廣中璃梨佳（日本郵政G）／5000m・10000m、日本女子長距離界の中心・前回区間記録保持者 ・前田穂南（天満屋）／マラソン日本記録保持者（2:18:59） ・齋藤みう（パナソニック）／3000mSC 日本記録保持者不破聖衣来（三井住友海上）／10000m日本歴代上位、大学時代の異次元走で話題
5区 過酷の5区	10.0km	アップダウン連続、逆転劇の要！	・五島莉乃（資生堂）／10000m・ハーフ、5区区間記録保持者 ・棚池穂乃香（大塚製薬）／マラソン・ハーフ、粘り強い走りが武器 ・依田来巳（パナソニック）／ロード区間の実績豊富、安定感のある走り
6区 運命のアンカー	6.795km	仙台街中を駆け抜け順位確定のラスト勝負	・小暮真緒（日本郵政G）／10kmロード、勝負強さが魅力 ・兼友良夏（三井住友海上）／中距離・ロード、とにかく粘る走り ・樋口ほのか（第一生命G）／5000m、最後まで大崩れしない安定力

これらの注目選手と残り21チームのエントリーを把握することで、レース序盤から終盤までの展開を予測し、観戦を最大限に楽しめます。

区間の特徴と勝負ポイント

（初心者でも「楽しみ方」がわかる）

各区間の特徴と攻略ポイントを以下へまとめました。

区間	距離	特徴・攻略ポイント
1区	7.0km	スタート直後の混戦、勢いを作る
2区	4.2km	スピードランナーの激戦区
3区	10.6km	“花の3区”最長区間、エース対決
4区	3.6km	コンパクトに差を広げるテクニカル区間
5区	10.0km	アップダウン連続、逆転劇の名物区間
6区	6.795km	ゴールに向けた順位確定バトル

注目は
1区 → 3区 → 5区 → 6区の流れ。

この区間で順位は大きく動く展開が繰り広げられます。

スタートダッシュの1区：レース展開がカギを握る（7.0km）

スタートダッシュ必須の1区では先頭争いを制することが勝敗の鍵を握ります。

チーム	選手	注目ポイント
日本郵政グループ	谷本七星	ルーキー、堂々のエース区間抜擢
積水化学	山本有真	世界陸上5000m代表、積水の新エース
三井住友海上	樺沢和佳奈	パリ五輪5000m内定、安定の先頭争い必至
パナソニック	保坂晴子	積極的な入りが武器
天満屋	吉薗栞	チームの勢いを作る
ユニクロ	川口桃佳	前回大会区間賞の強烈な実績

以上のエントリー選手による先頭争いでレース序盤の勢いが決まります。

谷本七星（日本郵政グループ）｜大型ルーキーが1区抜擢の期待株

大学時代から確かな実績を積み上げてきたスピードランナー。
実業団加入1年目にして、チームの流れを決める1区の大役を任されるほどの信頼を得ています。
スタート直後の落ち着いた判断力と鋭いラストスパートが魅力で、序盤から日本郵政グループのレース展開を有利に進める鍵となる存在です。

山本有真（積水化学）｜世界陸上5000m代表を経験した新エース

攻めるレースで世界を知ったランナー。
積水化学の新たなエースとして注目されています。

5000mでの国際大会経験が武器となり、1区から積極的に流れを引き寄せる働きが期待されます。
チームの優勝争いに欠かせない、前半の主役となる存在です。

樺沢和佳奈（三井住友海上）｜パリ五輪5000m内定、実力証明済みの安定株

パリ五輪代表内定という輝かしい実績を持つ、まさに世界に挑むランナー。

持ち前のリズムの良い走りと粘り強さで、序盤からレースを動かす存在感は群を抜いています。
安定感が光り、三井住友海上の上位進出を牽引するキーマンです。

保坂晴子（パナソニック）｜積極果敢な飛び出しが武器

レース序盤から躊躇なく前へ出る姿勢が魅力のランナー。
1区の主導権争いで、思い切った展開を作れるのが強みです。
勢いに乗ると、他チームにプレッシャーを与える存在に。

吉薗栞（天満屋）｜安定感あるレース運びでチームを勢いづける

天満屋らしい粘り強さと安定感を兼ね備えたランナー。
前半から流れに乗せ、チームの勢いを引き出す役割を担います。
大きく崩れない強みがあり、確実に戦える選手です。

川口桃佳（ユニクロ）｜前回1区区間賞、爆発力あるスタートスペシャリスト

前年大会の1区区間賞という圧倒的な実績を持ち、
今大会もスタートから大きな存在感を放つランナー。

一度前に出たら止まらない勢いと、ハイスピードの中でも余裕を持てる技術が光ります。
ユニクロ旋風を巻き起こす主役候補です。

その他18チームエントリー選手一覧

他チームの1区エントリー選手を一括で確認できます。

チーム名	選手名
しまむら	山田桃愛
エディオン	矢田みくに
岩谷産業	川村楓
第一生命グループ	出水田眞紀
資生堂	五島莉乃
スターツ	伊澤菜々花
京セラ	黒田澪
シスメックス	尾崎光
ルートインホテルズ	堀尾和帆
ユニバーサルエンターテインメント	鷲見梓沙
豊田自動織機	逸見亜優
大塚製薬	川内理江
肥後銀行	塚本真夕
ノーリツ	小林朝
東京メトロ	伊東明日香
ダイハツ	西出優月
クラフティア（旧：九電工）	唐沢ゆり
愛媛銀行	松井晶

以上の選手が1区で序盤の勢いを左右します。

1区見どころ：レースの主導権を握る「スタートダッシュ勝負」

クイーンズ駅伝の行方を左右する最初の山場が 1区。
スタート直後は集団走ながらも、わずかな判断の差で先頭グループが形成されます。

ここで重要なのが「いかに前に付けられるか」ということ。

強豪チームは必ず主力を投入し、流れに乗り遅れないよう攻めの展開を選びます。

特に注目はこの3人。

• 谷本七星（日本郵政G）：ルーキーながら主力任命
• 山本有真（積水化学）：世界経験のあるスピード型
• 樺沢和佳奈（三井住友海上）：パリ五輪内定、安定性抜群

さらに、

• ユニクロの川口桃佳は 前回区間賞
• パナソニック保坂、天満屋吉薗も 勢いある走り

と、スタート直後からハイレベルな攻防になるのは確実です。

花の3区：エースがぶつかる最長区間（10.6km）

仙台平野を走る花の3区はエース同士の直接対決が最大の見どころです。
※順位が最も大きく動く勝負区間

チーム	選手	実績・肩書き
日本郵政グループ	廣中璃梨佳	前回区間記録保持者・日本女子長距離第一人者
天満屋	前田穂南	マラソン日本記録保持者
大塚製薬	小林香菜	世界陸上マラソン入賞（7位）
パナソニック	齋藤みう	日本記録保持者（3000mSC）
三井住友海上	不破聖衣来	圧倒的スピードで注目の新エース
積水化学	佐藤早也伽	マラソン2時間20分台、実業団トップ級

各チームエースの走りが順位を左右する区間です。

廣中璃梨佳（日本郵政グループ）｜日本女子長距離界の中心に立つ女王

前回大会では区間記録を更新（33分04秒）し、日本トップとしての貫禄を見せつけた廣中選手。
5000m・10000mともに世界と戦うランナーであり、「廣中が走る区間＝勝負区間」と呼ばれるほど、レースの流れを支配します。

3区の主役として、優勝の行方を左右します。

前田穂南（天満屋）｜マラソン日本記録保持者の長距離モンスター

東京五輪代表、そして日本記録2時間18分59秒を持つ最強マラソンランナー。
長い距離を淡々と押し続けるレーススタイルが最大の武器。

特に10km以上の区間では、最後まで落ちない驚異的な持久力が光ります。

後半型の爆発”で順位を押し上げる可能性大。

小林香菜（大塚製薬）｜世界入賞の実力で一気に前へ

世界陸上の女子マラソンで7位入賞を果たしたトップランナー。
大きな大会でも動じない精神力が最大の強みです。

必ず仕事をしてくれる、「信頼の走り」。

齋藤みう（パナソニック）｜3000m障害 日本記録保持者

3000mSCの日本記録保持者で、世界でも通用するスピードが武器。
ロードでも積極的な走りを見せ、一気に場を動かす力を持つ選手です。

序盤から上位争いに食い込む可能性大。

不破聖衣来（三井住友海上）｜「異次元のスピード」がついに実業団駅伝へ

大学時代の圧巻の走りで一躍有名になった超新星。
長距離での爆発的なスピードは観る者を魅了します。

レースが最も動くのは、彼女が前に出る瞬間です。

佐藤早也伽（積水化学）｜世界に近づくマラソンランナー

マラソン2時間20分台という実業団トップレベルの実力者。
アップダウンにも強く、粘りの効くランナーです。

3区での順位キープ・押し上げ、どちらも任せられる存在。

その他18チームエントリー選手一覧

他チームの3区エントリー選手を一括で確認できます。

チーム	3区
しまむら	山田桃愛
エディオン	矢田みくに
岩谷産業	川村楓
第一生命G	出水田眞紀
資生堂	五島莉乃
スターツ	伊澤菜々花
京セラ	黒田澪
シスメックス	尾崎光
ユニクロ	市田美咲
ルートイン	大西夏帆
ユニバーサルエンターテインメント	筒井咲帆
豊田自動織機	岡本春美
肥後銀行	南雲栞理
ノーリツ	藤村晶菜
東京メトロ	森田歩実
ダイハツ	松田瑞生
クラフティア	逸木和香菜
愛媛銀行	豊田由希

3区見どころ：最長区間「花の3区」でレースが大きく動く！

クイーンズ駅伝の最大の勝負区間が、この第3区（10.6km）。
最長区間でエース同士が激突し、ここで一気に順位が変わる展開が当たり前のように起きます。

なぜ3区が重要なのか？

• 距離が長く 後半失速しやすい
• ライバルエースと 直接対決
• 中盤で流れを 完全に変えられる

特に注目はこのスター選手たち

• 廣中璃梨佳（日本郵政G）
  前回区間記録保持者。ハイスピードの支配者
• 前田穂南（天満屋）
  マラソン日本記録保持者。終盤の押しが異次元
• 不破聖衣来（三井住友海上）
  爆発的スピードの新エース
• 齋藤みう（パナソニック）
  3000m障害日本記録保持者
• 佐藤早也伽（積水化学）
  マラソン2時間20分台の実力者
• 小林香菜（大塚製薬）
  世界入賞の総合力が光る

全員が区間賞候補クラス の豪華メンバー。

過酷の5区：逆転劇の主役になる最重要区間（10.0km）

過酷の5区は谷と丘の連続アップダウンで粘り強さが試されるが、五島莉乃の区間記録が最大の注目ポイントです。

チーム	選手	特徴
資生堂	五島莉乃	前回5区区間記録保持者
大塚製薬	棚池穂乃香	マラソン経験豊富の粘りが武器
パナソニック	依田来巳	過去区間上位・実績十分
積水化学	山﨑りさ	若手台頭、安定成長株
日本郵政G	太田琴菜	強気のレースで貢献度大

この表から過酷の5区では記録保持者の実力と豊富な経験が優位に働く区間とわかります。

五島莉乃（資生堂）｜5区区間記録保持者、山場を制する女

起伏が連続する難所の5区で、
前回大会区間新記録（31分28秒）を樹立した絶対的強者。

10000mやハーフでも日本トップクラスの実力を持ち、特にアップダウンへの対応力が抜群です。

※区間記録保持者とは、特定の区間で最速タイムを保持する選手を指します。

彼女が走るだけで、5区の空気が変わります。

棚池穂乃香（大塚製薬）｜マラソン経験を活かした終盤の粘り

マラソン経験に裏打ちされた強靭な持久力が特徴。
ラスト5kmの粘りは群を抜き、苦しい上りでもスピードを落とさない力があります。

5区での大きな順位上昇が十分見込めます。

依田来巳（パナソニック）｜経験豊富、安定感のある“仕事人”

これまで幾度も駅伝の大事な局面を任されてきたランナー。
5区でも実績があり、計算できる選手です。

上位争いを演じるパナソニックに不可欠な存在。

山﨑りさ（積水化学）｜若手台頭、勢いをレースに反映

積水化学の新世代を担うホープ。
トラックでもロードでも、ここ数年キレのある成長を見せています。

安定したラップ刻みが得意で、チームが苦しい展開でも粘って順位を守れる力があります。

「穴のない積水」を体現するランナー。

太田琴菜（日本郵政グループ）｜強気な走りでチームに勢い

積極的なレースが特徴で、先頭集団についていく意識が常に高い選手。

一度流れに乗ると、その勢いのまま順位を上げていく走りのアグレッシブさが光ります。

優勝候補チームの勢いを保つ、存在感ある走り。

その他19チームエントリー選手一覧

残り19チームも粘り強さを武器にコース適応を図ります。

チーム	5区
しまむら	安藤友香
エディオン	細田あい
岩谷産業	中野円花
第一生命G	飛田凜香
三井住友海上	永長里緒
スターツ	三輪南菜子
天満屋	西村美月
京セラ	嶋田桃子
シスメックス	酒井想
ユニクロ	平井見季
ルートイン	保科琴音
ユニバーサルエンターテインメント	北川星瑠
豊田自動織機	磯部早良
肥後銀行	大塚英梨子
ノーリツ	清水里名
東京メトロ	上杉真穂
ダイハツ	加世田梨花
クラフティア	森田真帆
愛媛銀行	福田美空

詳細発表後にレース展開予測を精緻化できます。

5区見どころ：逆転劇が最も生まれる“過酷の5区”が勝負の鍵

第5区（10.0km）は、松島〜仙台にかけて アップダウンが連続する最難関区間。
走りながら脚力を削られるため、ここで順位が大きく動きます。

なぜ5区で勝負が決まるのか？

• 中盤の疲労が最も出るタイミング
• 上りと下りのリズムが崩れやすい
• 前との差が詰まりやすいコース構成
• 追われる側は焦り、追う側は流れに乗る

実況でも「魔の5区」と呼ばれる理由です。

注目の実力者たち

• 五島莉乃（資生堂）
  前回区間記録保持者。山場を制するパワー
• 棚池穂乃香（大塚製薬）
  マラソン経験に裏付けられた粘りが武器
• 依田来巳（パナソニック）
  ロード適性抜群。計算できる安心感
• 山﨑りさ（積水化学）
  若手ながら安定の走力。勢いをそのまま
• 太田琴菜（日本郵政G）
  強気の走りで流れを呼び込むタイプ

全員が仕事をする実力者
優勝チームはここで絶対崩れません。

6区：運命のアンカー区間（6.795km）

最後の最後まで順位が動く、最もドラマが生まれる区間。

チーム	選手名	注目ポイント
日本郵政G	小暮真緒	冷静な勝負師
三井住友海上	兼友良夏	逆転狙いの粘り
第一生命グループ	樋口ほのか	安定ラップ
積水化学	佐々木梨七	経験豊富なフィニッシャー
しまむら	鈴木杏奈	勢いある若手
資生堂	大谷菜南子	終盤に強い

最後まで順位を左右する走りが見られる激しい区間となります。

小暮真緒（日本郵政グループ）｜冷静沈着な勝負師、連覇のゴールを託される存在

極限状態でも落ち着いてレースを進められる精神力が武器。
スピードと安定感を兼ね備え、逃げも追いもできる万能型のアンカーです。

日本郵政Gの“王者の走り”を締めくくる圧倒的信頼感

兼友良夏（三井住友海上）｜逆転のラストスパートで魅せる粘りランナー

最後の最後で順位をひっくり返す走りが持ち味。
ペースを崩さずに粘り切り、差をじわじわ詰める追撃力があります。

「逆転の三井住友海上」を体現するフィニッシャー

樋口ほのか（第一生命グループ）｜大崩れしない安定力で総合順位を守る

着実にラップを刻む堅実なタイプ。
無理せず確実に勝負所を見極める、安定感抜群のアンカーです。

粘りの走りで総合上位を狙うキーマン

佐々木梨七（積水化学）｜勝負どころで剛腕発揮、頼れる最終兵器

積水化学の最終区間を何度も任されてきた、経験豊富なアンカー。
フォームがブレず、終盤でもスピードを維持できるのが強みです。

優勝争いの最中で価値ある走りができる選手

鈴木杏奈（しまむら）｜爆発力ある若手アンカー、勢いをそのままフィニッシュへ

若さを武器に、勢いそのまま前へ前へ。
先頭を視界に捉えると一気に詰めてくる鋭い攻めが魅力です。

チームの躍進を後押しする新たな力

大谷菜南子（資生堂）｜終盤で伸びる末脚、土壇場の勝負強さ

資生堂の最終局面を任されることが多い信頼の走り。
最後までストライドが落ちないのが最大の強みです。

表彰台争いで存在感を示すアンカー

その他18チームエントリー選手一覧

以下は他18チームの6区エントリー選手一覧です。

チーム	6区
パナソニック	野上菜那
エディオン	平岡美帆
岩谷産業	佐藤千紘
スターツ	對馬千紘
天満屋	平島美来
京セラ	栗本楓花
シスメックス	黒田愛梨
ユニクロ	神田青葉
ルートイン	藤田正由加
ユニバーサルエンターテインメント	山本明日香
豊田自動織機	新名春風
大塚製薬	真也加
肥後銀行	堤好伽
ノーリツ	平野文珠
東京メトロ	村上愛華
ダイハツ	村松灯
クラフティア	山口綾
愛媛銀行	對馬万歩

公式発表済みの選手をもとに掲載しています。

各チームのアンカー走者が一堂に会し、最後の勝負を彩ります。

6区見どころ：最後の逆転が起きる“運命のアンカー区間”

クイーンズ駅伝のフィナーレを飾る6区（6.795km）。
総合順位がここで確定するため、最後まで緊張感が続く区間です。

特長は以下のとおり

• 仙台中心部の沿道声援が選手を後押し
• ラスト1kmはスピードの削り合い
• 前との差が見えやすく、逆転が頻発する

ここまでの展開を覆すドラマが生まれやすい！

注目のフィニッシャーたち

• 小暮真緒（日本郵政G）
  逃げも追いもできる万能アンカー。連覇の使命
• 兼友良夏（三井住友海上）
  粘りで差を縮める逆転型ランナー
• 樋口ほのか（第一生命G）
  大崩れしない安定感で順位を守る
• 佐々木梨七（積水化学）
  経験豊富な頼れる最終兵器
• 鈴木杏奈（しまむら）
  勢いをそのままフィニッシュへ
• 大谷菜南子（資生堂）
  終盤の末脚が勝負を変える

全員に共通するキーワードは「最後まで諦めない走り」

よくある質問（FAQ）

クイーンズ駅伝2025はいつ、どこで開催されますか？

大会は2025年11月23日に開催されます。スタート地点は宮城県松島町の文化観光交流館前、ゴールは仙台市陸上競技場です。全国から集まる24チームが、42.195kmのコースで日本一を争います。

コースはどのような特徴がありますか？

大会コースは6区間で構成され、合計42.195kmです。

・1区（約7.0km）は松島湾沿いの丘陵越えで序盤の先頭争いが激しくなります。

・3区（約10.6km）は仙台平野を直線で駆け抜ける「花の3区」と呼ばれるエース区間です。

・5区（約10.0km）は谷と丘のアップダウンが続く「過酷の5区」です。

・6区（約6.795km）は定禅寺通りから競技場を一周する運命のアンカー区間です。

エントリー選手の変更は認められますか？

原則として区間エントリーは大会前日までに確定します。その後は健康上ややむを得ない理由に限り、チーム医師の診断書を提出して変更申請が認められます。大会当日の無断変更は一切できません。

ライブ配信や観戦方法はどうなっていますか？

TBSテレビ系列で当日の生中継があります。またTBSの公式動画配信サービスでもライブ配信を視聴可能です。会場観戦は無料で、沿道からコース全体を応援できます。公式ウェブサイトで実況・区間通過タイムをリアルタイムに確認できます。

今年の優勝候補チームはどこですか？

前回大会の上位8チームに与えられるシード権を持つチームが注目されます。特に日本郵政グループ、積水化学、しまむら、パナソニックは安定したエース選手を擁し、総合力が高いです。昨年度の区間記録保持者やマラソン日本記録保持者が出走するチームにはとくに期待が寄せられます。

まとめ

私はクイーンズ駅伝2025の注目4区間と出場選手を分かりやすく解説しており、特に一番重要なのは3区（花の3区）のエース対決です。

当日のスタートリストとライブ中継を確認して、観戦位置と注目選手を決めてください。