「パリオリンピック2024」〜日本フェンシング団体の軌跡!

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こんにちは、Daiyu.Athleteです。
連日の暑さが続きますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。私は最近、睡眠不足と暑さで参っています(ToT)
原因は、間違いなくオリンピックに夢中になりすぎて、夜更かししているため。アドレナリンが出すぎて眠れない(笑)

今回の記事では、オリンピック団体競技のフェンシングに焦点を当ててみました。

 

「フェンシング」はここまで団体戦でのメダル獲得数が多く、過去のオリンピックより更に獲得メダル数を増やしています。そんなフェンシングには様々な種目があり、それぞれに独自のルールが存在します。
分からない方もいると思いますので、各種目とそのルールについて解説します。

 

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フェンシングの種目とルールは?

種目 ①フルーレ

フルーレでは、頭部と両腕を除いた胴体部分が有効面とされ、これには背中も含まれます。有効面とは、剣先のセンサーが反応し得点が認められる範囲を指します。
フルーレのルールでは、最初に攻撃を開始した選手に攻撃権が与えられます。
そのため、両者が同時に有効面を突いた場合、攻撃権を持つ選手にのみポイントが与えられます。防御側が相手の剣を打ち払って攻撃を妨げた場合、攻撃権は移動します。

 

 

種目 ②エペ

エペは有効面が広く、頭から足先までの全身が対象です。相手よりも先に有効面を突けばポイントが得られます。エペでは攻撃権は存在せず、同時に突きが成功した場合、両者にポイントが与えられます。攻撃権がないため、全身が有効面であることから、相手を出し抜く戦略が重要ですが、ルールがシンプルで初心者にも理解しやすいです。

 

種目 ③サーブル

サーブルでは両腕と頭部を含む上半身が有効面です。サーブル用の剣のセンサーは剣先ではなく剣身全体にあります。なぜなら、有効面への攻撃が突きだけでなく斬り(カット)もあるからです。サーブルでは、フルーレ同様に攻撃権があります。ダイナミックな斬りの攻撃やスピード感が見どころです。

 


今大会のフェンシングの成績は?

金  男子フルーレ団体
(永野雄大、敷根嵩裕、松山恭助、飯村一輝)

 


銀  男子エペ団体
(古俣聖、山田優、見延和靖、加納虹輝)



銅  女子フルーレ団体
(宮脇花綸、東晟良、菊池小巻、上野優佳)

 

銅  女子サーブル団体
(江村美咲、福島史帆実、尾崎世梨、高橋理紗)

 

個人競技でも加納虹輝選手が金メダルを獲得したため、総獲得メダル数は5個となりました。
多くの選手がまだ20代であり、オリンピックを見て競技を始める10代の子供たちも増えていくでしょう。
フェンシング界は黄金期を迎えているといってもいいのではないでしょうか。

 

フェンシングに興味を持ったきっかけ『太田雄貴』

私がフェンシングに興味を持ったのは、太田雄貴さんの影響でした。2008年の北京オリンピックで日本人として初めての銀メダルを獲得し、4年後のロンドンオリンピックでも銀メダルを取りました。太田さんの個性も魅力的で、彼がフェンシング界に大きな変化をもたらした一人と言っても過言ではないでしょう。
また、メディアへの露出も増え、実演してフェンシングの魅力やルールを全国に伝え、広告塔としての功績も大きかったと思います。



今後のフェンシング界は? 期待することは?

太田さんの活躍以降、若い選手たちが次々と台頭し、素晴らしい成果を挙げています。フェンシングの育成と強化のバランスがうまく機能した結果の表れだと感じます。

今回のオリンピックでフェンシングを始めた子供たちや目標に向かって努力した子供たちが、今後のフェンシング界を形成していく事でしょう。そして、強い日本を継続して好結果を出し続ける事が出来れば、これほど嬉しい事はないでしょう。

この中から、次世代のメダリストが誕生すればフェンシング界が更に盛り上がり日本の追い上げ芸となる日もそう遠くないのではないでしょうか。

今後もフェンシングを応援し、強い日本を世界に見せつけるような活躍を期待しています。


 

 

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