『メジャーリーグ初挑戦の今永昇太』日本の実績とMLB挑戦を決意!その課程を徹底解説!!

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シカゴキャップ

今回は、メジャーリーグ(MLB)初挑戦ながら大活躍の『今永昇太』を深堀りしていきます。

プロフィール
名前:今永昇太(いまなが しょうた)
生年月日:1993年9月1日
出身地:福岡県北九州市
学歴:福岡県立北筑高等学校、駒澤大学
所属:横浜DeNAベイスターズ (2016 – 2023)
  :シカゴ・カブス (2024 – )
身長:178cm
ポジション:投手
投・打:左投げ・左打ち

 
 
 
 
 
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24/09/05 7回無安打無失点の快投で12勝目を挙げています。
また、後続の投手も無安打に抑え、4人の継投で無安打試合達成!!
これは、カブス投手陣が素晴らしいことを物語っていますよね。


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目次(クリックした項目へジャンプします)

1.『メジャーリーグ初挑戦の今永昇太』のメジャー挑戦とは

1-1.経歴と日本での成績

今永昇太は2015年駒澤大学からドラフト1位で横浜DeNAベイスターズへ入団 。

2016年(1年目) 8勝9敗 防御率2.93  
※QSが多く抑えているものの打線が沈黙。勝ちに恵まれず…

2017年(2年目) 11勝7敗 防御率2.98 
※先発陣の一角で安定した投球を続け、チームの2年連続CS進出に貢献。

2018年(3年目) 4勝11敗 4H 防御率6.80
※開幕から調子上がらず9月中旬より中継ぎへ配置転換。
本人希望で11月中旬~12月 オーストラリアへ派遣。
6試合で4勝0敗 防御率0.51を記録。翌年に期待が持てる結果を残す。

2019年(4年目) 13勝7敗 防御率2.91 
※チームトップ(リーグ2位)の13勝、リーグトップの3完封勝利を記録するなど、チームの2年ぶりCS進出に貢献。
第2回WBSCプレミア12の日本代表に選出。同大会でメキシコ戦で6回1失点に抑えた。

2020年(5年目) 5勝3敗 防御率3.23 
※この年は、調子上がらず10月5日に左肩のクリーニング手術を受ける。
2021年から選手会長に就任。

2021年(6年目) 5勝5敗 防御率3.08 
※前年の手術の影響もあり5月に1軍登板復帰。
投球回、奪三振はチームトップ。ただ、被本塁打16本はリーグワースト5位と課題が残す。将来的なMLBへ願望を口にする。

2022年(7年目) 11勝4敗 防御率2.26 
※キャンプ中に左腕の肉離れが判明し、開幕は出遅れる。
6月7日の北海道日本ハムファイターズ戦(札幌ドーム)で史上85人目のノーヒットノーランを達成
先発投手陣の柱としてチームの3年ぶりクライマックスシリーズ進出に大きく貢献した。

2023年(8年目) 7勝4敗 防御率2.80 
※ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表に選出。1次ラウンドの韓国戦、イタリア戦で好投し勝利に貢献。

決勝のアメリカ戦では先発を任され、1失点に抑えて勝利投手となり優勝に貢献。

プロ野球シーズン中にNPB史上8番目の速さで通算1000奪三振を達成。

シーズン計174奪三振を記録し、最多奪三振を受賞。プロ8年目で初めてタイトルを獲得した。

シーズン終了後、ポスティングシステムを利用するMLB挑戦が承認された。

通算8年:64勝50敗 4H 防御率3.18

 

1-2.メジャーリーグの環境とルールに適応できるか?

メジャーリーグと日本の野球はほとんど変わりはないが、去年(2023年)より導入したルール「ピッチロック」は、投手が打者に投球するまでに使える時間を制限する仕組みである。簡単に言えば、早く投げればいいという訳だが、相手の心理状況、駆け引きなど、考える余裕がなくなる為、その辺の対応力も必要になってくる。また、ボールの大きさ、重さ、感触の違い、マウンドの硬さ、天然芝、移動距離、同国内での気候の違い等々、挙げればキリがないが、対応力が必要不可欠であるのは間違いなさそうだ。

 

1-3.挑戦への憧れ、期待と不安は?

果たして、『今永昇太』はどんな活躍を見せてくれるのか。と思っていていたのは開幕前の心境。
今や、メジャーリーグで知らない人はいないぐらいの活躍です。
これだけの活躍を誰が予想したでしょうか。

記者会見でメジャーリーグ挑戦への憧れについて

2017年から日本代表を経験させていただいて、国際大会の楽しさだったり、しんどさだったりを経験するにつれてだんだんとアメリカの野球はどういう野球なのかっていう思いが出てきました。

そこから、アジアチャンピオンシップからのプレミア12、そしてWBCといろんな大会を経て、身近な選手が大リーグに挑戦しているのを見て、自分もいつかそういう選手になれたらいいなと。そういう思いから始まりました。

2017年から日本代表を経験させていただいて、国際大会の楽しさだったり、しんどさだったりを経験するにつれてだんだんとアメリカの野球はどういう野球なのかっていう思いが出てきました。

そこから、アジアチャンピオンシップからのプレミア12、そしてWBCといろんな大会を経て、身近な選手が大リーグに挑戦しているのを見て、自分もいつかそういう選手になれたらいいなと。そういう思いから始まりました。

この様に答えています。

国際大会を経験すると共に、憧れから目標へ変わっていったのも世界大会で通用した自信から出てきた感情かもしれませんね。


期待と不安については、

やったことのないことに対して自信を持つタイプではないので、自信はないわけではなくて、まだ持つ必要はないと思っています。しかし、不安は正直あります。野球以外にも生活面だったりとか自分が自分らしくいられるかとかそういった不安が多い。それもこれから少しでも払拭できるようにすごしていきたいです。

野球に関しては自信がありますが、野球以外(言葉、ライフスタイル)では少し不安ですと受け取れる回答ですね。確かに言葉に関しては、どうしても必要になってくるので不安は大きいですよね。


2.『メジャーリーグ初挑戦の今永昇太』の球速と投球スタイル

今永昇太のストレートの球速は、最速154km/h。
球種は、ストレートスライダーチェンジアップカーブを投げ分ける。

投球スタイルは、130km/h台前半で変化するチェンジアップ(スプリットチェンジ)や、140km/h前後で変化する高速スライダーを軸にした投球スタイルで、チェンジアップは同じ握りから140km/h前後の高速チェンジアップも投げ分ける。ストレートは切れ味抜群で力もあり手元で伸びてくるため打者がボールの下を空振りする事が多い。
また、奪三振率も高く「三振の取れる投手」と言える。

2-1.直球と変化球の使い分け

今永昇太の直球は、カウントもとれ、且つ三振も取れる球種で投球の生命線とも言えます。
学生時代は、変化球の切れが今一つで直球に依存する投球内容だったようですが、プロ入り後に変化球に磨きをかけ、変化球のキレ・精度を向上させることで、速球に依存しすぎないピッチングを確立したようです。

そのことから、緩急をつけ時には力で勝負できる、打者からしたら狙い球を絞りにくい投手と言えると思います。

2-2.奪三振率と防御率

現在(9/6時点)、
奪三振率は、9.10 投球回数153.1 奪三振155 となっています。
1イニングに1個は三振を取る計算になります。

防御率は、2.99 失点61 自責点51 QS率61.5 QS16回

三振を取れる投手は、ピンチの時(特に得点圏にランナーがいる場合)有利になる事が多い。
ただ、メジャーリーグのような球数制限を設けている球団も多く、球数の問題で5回、ないし6回途中などで降板する機会が多くなる場合がある。

防御率は、
4月終了時点で4勝負けなしの 防御率0.98 を誇っておりこの実績でアメリカに『今永昇太』の名が知れ渡ったきっかけとなった。その後、打ち込まれ3点台後半んまで落としたものの、現在:2.99と圧倒的な投球で勝ち星(12勝)も伸ばし好調を維持している。

2-3.初勝利を目指した投球

メジャー初登板は24年4月1日。ロッキーズ戦。

6回2死まで無安打投球、9奪三振の圧巻の投球を見せてくれました。

MLBデビュー戦で9奪三振、無四球を記録したカブスの選手は1901年以降では今永ただ1人ということです。


3.『メジャーリーグ初挑戦の今永昇太』WBCと日本代表の思い出

3-1.WBCでの活躍と成績

WBSCプレミア12についでWBCにも日本代表として選ばれ、エースの1人として選出されました。

そして、順調に勝ち進んだ日本は決勝で対戦するのは、アメリカ。
ここで先発を任されたのが『今永昇太』

今永はここまで中継ぎで2試合に登板。計4回1失点、5奪三振と好投していた。

今永は決勝戦、2回4安打1失点。2回にターナーにソロホームランを浴びるも、大崩れしなかった。

4安打を許しても崩れず、1失点で抑えたのは大きかったと言える。

この後、後を継いだ投手陣が踏ん張り見事『優勝を勝ち取った』

 

3-2.WBCで経験できたこと

『アメリカの選手は苦手なところを攻められても、そこを打とうとするよりかは、自分のストロングポイントを必ず打つ。』
ダルビッシュ有から助言を貰い決勝戦でわかったので、そこは自分の経験になったのかなと思います。

この事もメジャーリーグで大活躍する一つの経験に繋がっているのではないでしょうか。


4.『メジャーリーグ初挑戦の今永昇太』メジャー契約と年俸

4-1.MLB契約の内容と影響

 

今永昇太がカブスと結んだ、後半に年俸が上がる「エスカレーター式」契約の詳細は?米メディアによると、
契約金は100万ドル(約1億4500万円)
年俸は24年が900万ドル(約13億1000万円)。
25年は1300万ドル(約18億9000万円)

25年終了時に、球団は
26年と27年が2000万ドル(約29億円)
28年が1700万ドル(約24億7000万円)
というオプション(契約選択権)を行使できる

しない場合、
今永が26年に1500万ドル(約21億8000万円)のオプションを行使できる

26年終了時に、
球団は27年2400万ドル(約34億8000万円)28年1800万ドル(約26億1000万円)のオプションを行使できる

こうなると、5年総額は最大8000万ドル(約116億円)となる。
球団が行使しない場合は、今永が27年に1500万ドル(約21億8000万円)のオプションを行使できる。

また、新人王で25万ドル(約3625万円)サイ・ヤング賞で100万ドルなどの出来高がある。
トレード拒否権は一部の球団が対象で、球団がオプションを使用した場合は、対象が全球団に拡大。契約満了後はFAとなる。

引用元:日刊スポーツより

これだけの大型契約ですから、期待の高さが想像できますね。
また、シカゴ・カブスを選んだ事も大きかったと思います。

4-2.MLBシカゴ・カブスとは?

シカゴ・カブスは、メジャーリーグベースボール(以下、MLB)ナショナルリーグ中地区所属のプロ野球チーム。本拠地はイリノイ州シカゴにあるリグレー・フィールド。

過去、日本人選手も数多く所属していたチーム。
現在は、日本から二人(今永昇太、鈴木誠也)が所属。
地区優勝からの下剋上(リーグ優勝)が目立つ結果で短期決戦に強い印象があります。

ワールドシリーズ優勝(3回)
1907/ 1908/ 2016/
リーグ優勝(17回)
1876/ 1880/ 1881/ 1882/ 1885/ 1886/ 1906/ 1907/ 1908/ 1910/ 1918/ 1929/ 1932/ 1935/ 1938/ 1945/  2016/
地区優勝(8回)
1984/ 1989/ 2003/ 2007/ 2008/ 2016/ 2017/ 2020/
ワイルドカード(3回)
1998/ 2015/ 2018/
シカゴ・カブス

引用元:Wikipediaより

日本人で過去に所属した選手は?
福留孝介(2008-2011)  
田口壮(2009)
藤川球児(2013-2014)
高橋尚成(2013)
和田毅(2014-2015)
川崎宗則(2016)
上原浩治(2017)
ダルビッシュ有(2018-2020)
鈴木誠也(2022-)現在籍
今永昇太(2024-)現在籍

※過去と現在合わせて10人在籍しています。


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