野球選手がパフォーマンスを最大化するためには、投球・打撃・走塁に必要な筋肉を効率的に成長させるプロテインを選ぶことが重要です。
本記事ではホエイ・カゼイン・ソイの特徴比較から、年齢層や目的別に8種類のプロテインを紹介し、野球選手に最適な摂取タイミングと選び方を詳しく解説します。

どのプロテインを選べば野球の動きが向上しますか?

目的やタイミングに合わせたプロテインを8製品から選ぶと効果的です
- 年齢層:
成長期の中高生向けと本格的に身体づくりをする社会人向けの両方でおすすめできる製品 - 目的別:
筋力アップ(筋肥大)、練習後の回復促進、体重増加(バルクアップ)といった目的ごとに適した製品 - タンパク質の種類:
各製品の主要タンパク質源(ホエイ、カゼイン、ソイなど)を明記し、それぞれの特徴と野球における目的適合性 - 使いやすさ:
味の評価や溶けやすさ(ダマになりにくいか)など、実際の口コミや専門サイトの評価 - コストパフォーマンス:
内容量に対する価格や1食あたりのコスト、国内製品か海外製品かによる入手性など
プロテインの種類と特徴(ホエイ・カゼイン・ソイ)
まず、プロテインの種類による違いを簡単に解説します。
野球選手向けプロテイン8選 : 比較一覧表
野球選手におすすめの8製品を比較表にまとめました。
各製品の対象年齢/目的、主なタンパク質種類、味・溶けやすさの評判、コスパ(価格帯)、適した摂取タイミングを一覧で示します。
【※各製品の特徴については後述します】
| 製品名(タイプ) | 対象・目的 | 味の評価・ 溶けやすさ | 価格帯・コスパ | おすすめの 摂取タイミング |
|---|---|---|---|---|
| ザバス ジュニアプロテイン (ホエイ+ビタミン・カルシウム) | 中学生~高校生の成長期 栄養補給・基礎体力アップ | ココア味・マスカット味(2種) 水や牛乳に溶かしやすく、ダマになりにくい | 約¥4500/840g(60食分) ※1食あたり約¥80と経済的 | 練習後や食間に1日2回 |
| ザバス ウェイトアップ(ホエイ+マルトデキストリン) | 高校生~大学生の増量目的 体重・筋肉量アップ | バナナ風味で飲みやすい 溶けやすく泡立ちやすい※(泡は少し待てば消える) | 約¥3,000/1260g(60食分) ビタミン10種+ミネラル3種配合 | トレーニング直後 就寝前(追加カロリー摂取) |
| ウイダー プロテイン「リカバリーパワー」 (ホエイ+カゼイン+糖質) | 高校・大学~社会人 激しい練習の疲労回復と増量 | 森永製菓製で風味良く飲みやすい | 約¥5,000/900g(15食分) ※高品質ゆえ価格高め | 練習直後 就寝前(カゼインで夜間回復) |
| DNS ホエイプロテイン100 (ホエイ[WPI主体]) | 高校生~プロ選手 筋力アップ・全般的な栄養補給 | 種類豊富なフレーバー 溶けやすくゴクゴク飲めると好評 | 約¥4,000/1,050g(30食) ※1食24gタンパク質と高含有 アンチドーピング認証取得で安心 | トレーニング後30分以内 朝食時のタンパク補給にも適用 |
| ゴールドジム プロテイン (CFMホエイ+カゼイン) | 社会人・プロの本格派 筋肥大・筋力向上 | ビタミンB群配合 溶けも良く飲みやすい | 約¥7,000/2kg~(大容量) 高タンパク含有+ビタミン強化 | トレーニング後 就寝前(カゼインで夜間補給) |
| ULTORA ホエイダイエット (ホエイWPI+WPC混合) | 大学生~社会人 筋肉を増やしつつ絞りたい (低脂肪・減量期向け) | 抹茶ラテなど甘さ控えめ 溶けやすくダマにならない | 約¥4,500/1kg(33食) タンパク含有率高め ビタミンB群など7種配合 | 運動直後 食間(低カロリーでプロテイン追加) |
| マイプロテイン Impact ホエイ (ホエイWPC中心) | 大学生~社会人 とにかくコスパ重視で継続 | フレーバーが世界最多クラス(チョコ、ミルクティー他10種以上) | 約¥6,000/5kg ※安価だが品質も問題なくタンパク含有率トップクラス | トレーニング後 (朝・練習後・就寝前など) |
| オプティマム ゴールドスタンダード(ホエイWPI+WPC) | 社会人 高品質の定番で筋肥大 | 世界中の定番プロテイン 無駄な添加物なし、純粋なたんぱく補給 | 約¥7,000/2.3kg(海外品) たんぱく含有率最高峰 | トレーニング後 |
※表中の「対象・目的」欄:その製品が特に適していると考えられる野球選手の層や用途を記載しています。
「味の評価・溶けやすさ」欄はユーザーレビューや専門サイトの検証結果をもとに記載しています。
以下、それぞれの製品について特徴とおすすめポイントを詳しく解説します。
ザバス ジュニアプロテイン:ココア味・マスカット味(明治)
特徴
成長期のジュニアアスリート専用に開発されたプロテインです。
主成分は乳由来のホエイプロテインで、1食(約14g)中にタンパク質6.0gを含みます。
カルシウムや鉄分、ビタミンB群・C・Dなど、成長期に必要な栄養素がしっかり強化されているのが大きな特徴です。
例えばカルシウムは1食あたり462mgと高配合で、これは牛乳約200ml分に相当し、骨の発達をサポートします。
砂糖や甘味料も使用していますが、1食あたり約76~91円と経済的で毎日続けやすい価格設定です。
味・飲みやすさ
味は子どもに人気のココア味と、さっぱり系のマスカット味の2種類があります。
それぞれ牛乳または水に溶かすことが推奨されており、ココア味は「甘みが強くおやつ感覚で飲める」、マスカット味は「すっきりしていて飲みやすい」といった声があります。粉末は非常に溶けやすく、ダマになりにくい点も評価されています。
効果・用途
食が細かったり部活で消耗しがちな中学生・高校生の栄養補給に最適です。
メーカー推奨では「1日2食(朝練後や練習後など)を目安に飲むことで、食事・間食だけでは不足しがちなカルシウム、鉄、ビタミンB1・B2・Cを補える」とされています。
実際、ザバスジュニアプロテインを朝夕に飲めば、成長期の1日に必要なそれら栄養素をしっかりカバーできます。
野球などハードに体を動かすジュニアにとって、食事だけでは不足しがちな栄養を理想的に補える設計になっている点が信頼できます。
口コミ
「部活で疲れて食が進まない息子に飲ませています。牛乳に溶かすとココアシェイクのようで喜んで飲んでくれるので助かります。身長も伸びてきました!」という保護者の声や、
「毎日飲むようにしたら練習後の疲労回復が早くなった気がする」という高校球児の声も見られました(メーカーサイトやレビューより)。総じて、成長期の基盤づくりにおすすめの一品です。
ザバス アスリート ウェイトアップ:バナナ味(明治)
特徴
筋肉と体重を増やしたい増量期向けプロテインです。
ホエイプロテイン100%に加えて、高エネルギー源となるマルトデキストリン(糖質)を配合し、タンパク質と炭水化物を“黄金比率”で含むのが特長。1食あたりタンパク質は約15~21g(付属スプーン3~4杯分)摂取でき、さらに11種のビタミンと3種のミネラルも強化されているため、ハードな練習で消耗しやすい栄養素をまとめて補給できます。
増量目的に特化した設計のため、タンパク質含有率はやや控えめですが、その分カロリーと栄養バランスに優れ、エネルギッシュな身体づくりをサポートします。
味・飲みやすさ
バナナ風味が採用されており、牛乳と混ぜれば「バナナシェイクのようで美味しい」という声が多いです。
実際ユーザーレビューでも「味がバナナ味でとても飲みやすい」と評価されています。
溶けやすさについても、「さらさら溶けてダマにならない」とのこと。ただし水でシェイクすると泡立ちがかなり多いとの指摘があり、レビューでは「泡をそのまま飲むとおならが増える気がするので、少し時間を置いて泡を消してから飲む」といったアドバイスもあります。
泡立ちはマルトデキストリンやビタミン類の配合によるものですが、数分置けば気泡は落ち着くため問題なく飲めます。
効果・用途
「ウェイトアップ」の名の通り、体重を増やしたい野球選手にぴったりです。特に細身でパワーをつけたい高校生~大学生に人気があります。練習直後のリカバリー兼エネルギー補給として、糖質とタンパク質を同時に摂れるので効率的です。さらに就寝前や食間に追加で飲むことで、一日の総摂取カロリーとタンパク質量を底上げできます。「2ヶ月で2kg体重が増えた」という報告もあり、継続摂取による増量効果が期待できます(もちろん個人差はあります)。
口コミ
口コミでは「練習後に飲み始めてから筋肉がつきやすくなった」「食事だけでは足りない分を補えている」といった声がありました。また国内メーカー製で流通も安定しており、Amazonなどでも小容量から購入可能です。
増量期の定番プロテインとしておすすめできます。
ウイダー プロテイン「リカバリーパワー」(森永製菓)
特徴
お菓子メーカー森永製菓が展開する「ウイダー」ブランドのプロテインで、特にリカバリー(回復)に特化した製品です。ホエイプロテインとカゼインプロテインの両方を配合し、さらに果糖などの炭水化物をバランス良く含むことで、タンパク質+糖質の黄金比率を実現しています。
この配合により、激しい練習後に必要な栄養をまとめて補給でき、筋肉の修復とグリコーゲン補充を同時に行えます。1食あたりのタンパク質量は約20g前後、炭水化物も同程度含まれており、オフシーズンの体づくり(増量)にも最適です。森永製菓が長年培った栄養設計で、ビタミンやミネラルも総合的に強化されています。
味・飲みやすさ:
風味に定評があり、「さすが森永、おいしくて飲みやすい」との声が多いです。
ウイダー製品にはチョコやバニラなど複数フレーバーがありますが、「リカバリーパワー」もココア味やヨーグルト風味などが展開されています。
カゼインが入っている分少しとろみがありますが、そのおかげで腹持ちも良好です。溶け残りも少なく、トレーニング後にシェイカーで振ればスムーズに溶けます。総じて味の満足度は高く、甘めのプロテインバーやゼリーも人気のウイダーブランドだけに飲みやすさは折り紙付きです。
効果・用途
激しい練習や試合の後の回復を重視する野球選手に向いています。
「リカバリーパワー」という名前が示す通り、トレーニング直後30分以内の摂取で損傷した筋肉の修復を助け、素早い疲労回復に繋がります。
またホエイの即効性とカゼインの持続性を併せ持つため、就寝前に飲めば一晩中アミノ酸を供給でき、寝ている間の筋分解抑制も期待できます。
実際に大学野球の強豪校でもウイダープロテインが採用されているケースがあり、「練習でヘトヘトでもこれを飲むと翌日の疲労感が違う」「体の大きさとパワーアップを同時に実感できた」といった口コミが見られました。
価格
高品質な国内生産ゆえに価格はやや高めです。
しかし「値段は高いが安心感が違う」という声もあり、品質面では妥協したくない方にはむしろ好選択と言えます。総合すると、回復+増量を両立したい野球選手に非常におすすめのプロテインです。
DNS プロテイン ホエイ100(第一三共ヘルスケア)
特徴
大手製薬会社グループが展開するDNSは、プロ野球チームやトップアスリートも採用する本格志向ブランドです。
この「プロテインホエイ100」はDNSの主力製品で、1食(約35g)あたり24g以上の良質なたんぱく質を含みます。アミノ酸スコア100のホエイを使用し、効率よく筋肉に必要なたんぱく質を補給できる設計です。
またDNSの全製品はアンチドーピング認証(Informed-Choice)取得済みで、競技者も安心して利用できます。さらにDNSはスポーツ栄養の知見からビタミンB群やビタミンCなども強化しており、総合的な栄養サポートも考慮されています。
味・飲みやすさ
フレーバーがとても豊富で、ミルクチョコ風味、バニラ、抹茶、ストロベリーなど飽きにくいラインナップです。第一三共ヘルスケアの調査では98.6%のユーザーが味に満足と回答したとのデータもあり、一般的に「甘すぎず飲みやすい」「スポーツドリンク感覚でゴクゴク飲める」など高評価です。
実際、「抹茶風味は牛乳で割ると抹茶ラテみたいで絶品」「バニラは水でも薄くならず美味しい」といった口コミがあります。溶けやすさも申し分なく、シェイカーで数回振ればダマにならずさらっと溶けると評判です。
効果・用途
筋力アップや筋肥大を狙う野球選手に適しています。ホエイ主体で吸収が速いため、練習や筋トレ直後の摂取で素早くアミノ酸を筋肉に届けられます。
実際、DNSは福岡ソフトバンクホークスの柳田悠岐選手や吉田正尚選手など多くのプロ野球選手が契約・愛用していることで知られ、高校野球や大学野球の現場でも「まずDNSから試す」という声があるほど信頼性が高いです。特に高校球児の間では「とにかく王道で安心」「先輩も使っていた」という理由で選ばれることが多く、野球部定番のプロテインとも言えます。
価格
DNSは公式オンラインショップで定期購入割引などもあり、継続しやすい工夫もされています。価格は1kgあたり4,000円前後と平均的ですが、たんぱく質含有量を考えるとコスパは良好です。総合力が高く、「迷ったらDNS」と言われるほどバランスの取れた製品です。筋肉量を増やしてパフォーマンスを上げたい野球選手に間違いない一品でしょう。
\ DNS公式オンラインショップ/
ゴールドジム ミルクプロテイン(カゼイン&ホエイ+ビタミンB群)
特徴
言わずと知れた世界的ジムブランド「ゴールドジム」の高品質プロテインです。
“プロテイン界の王様”とも称される最高峰製品で、牛乳由来タンパクを特殊製法CFM(クロスフローマイクロフィルトレーション)で精製したホエイアイソレートを主成分としつつ、吸収の異なるカゼインもバランス良く配合しています。これにより吸収の速さと持続性を両立し、トレ後から次の食事まで長時間にわたり筋肉にアミノ酸を供給できます。またゴールドジムのプロテインは各種ビタミンB群も添加されており、摂取したタンパク質の代謝を助けてくれるのも特長です。
味・飲みやすさ
「ゴールドジム=マッチョ向けで飲みにくいのでは?」というイメージを持つ方もいますが、実際には味のバリエーションも豊富です。定番のプレーンやチョコ、ストロベリーから、珍しいヨーグルト風味、抹茶風味まで揃っています。品質重視で人工甘味料無添加のフレーバーもあるため、好みに応じて選べます。ユーザーからは「高品質なのに美味しくて驚いた」との声も多く、甘さ控えめで後味が良いと評判です。溶けやすさも問題なく、「ダマにならずスッと溶けるのでストレスがない」とのレビューがあります。総じて、トップブランドの名に恥じない飲みやすさです。
効果・用途
本格的に筋肥大・筋力向上を狙う社会人・プロレベルの野球選手にマッチします。
高純度ホエイによる即効性でトレーニング直後の筋合成を最大化し、さらにカゼインによる持続供給で就寝中の筋肉分解を防ぐといった使い方が可能です。まさに“一歩先を行く”フィジカルづくりに最適なプロテインと言えます。
実際、「ゴールドジムプロテインを飲み始めてから筋肉の張りが違う」「翌日の筋肉痛の度合いが軽減した」という声や、プロボディビルダーから「配合がスペシャルだ」と太鼓判を押されるなど、その効果への信頼は非常に高いです。
価格
注意点は価格で、やはり市販プロテインの中では高価な部類に入ります。しかし「ライバルに差をつけるには品質にこだわるべきだ」というゴールドジムの理念通り、費用に見合ったリターンが期待できます。
普段安価なプロテインを使っている方が乗り換えると「体づきが明らかに変わった」と感じるケースもありました。
総合すると、妥協せず最高の素材を摂りたい野球選手に究極のおすすめとなるプロテインです。
ULTORA(ウルトラ)ホエイダイエットプロテイン
特徴
ULTORAは国内の新興ブランドですが、近年その高品質とおしゃれなフレーバーで人気急上昇中です。製品名に「ダイエット」とありますが、減量専用というより「無駄なものを省いたクリーンなプロテイン」という意味合いです。
実際、たんぱく質含有率は75.3~76.3%と非常に高く(一般的なWPC製品は70%前後)、1食あたりの脂質は1.4g程度と低脂肪です。原料には吸収の速いWPI(ホエイアイソレート)をブレンドしたWPCを使用し、不要な不純物を抑えることで高純度なたんぱく質を実現しています。加えてビタミンB群など7種類のビタミンを配合しつつ、人工甘味料や保存料は極力カットされている点も特徴です。
味・飲みやすさ
フレーバー展開がユニークで、抹茶ラテ風味、黒ゴマきなこ風味、チョコレートなど和洋折衷の味があります。
特に抹茶ラテ風味は「甘さ控えめで牛乳に溶かすと本当にカフェの抹茶ラテのよう」という評価があり、プロテイン初心者の女性でも飲みやすいと人気です。
全体的に「甘さスッキリで後味が良い」「人工甘味料くささがない」という声が多く、従来の濃厚で甘いプロテインが苦手な人に刺さっています。溶けやすさも抜群で、「数回振るだけでシェイカーの底に粉残りゼロ」「水でもさらっと溶ける」と評判です。サラッと軽い口当たりでゴクゴク飲めるため、夏場の練習後でも抵抗なく飲めるでしょう。
効果・用途
体を大きくしたいけれど脂肪は増やしたくない、という筋肉を“質良く”増やしたい野球選手に向いています。
高たんぱく・低脂肪なので、トレーニング直後に素早くたんぱく質だけを補給したい場合に最適です。
また間食代わりに飲んでも余計なカロリーを摂らずに済むので、体重を増やし過ぎず筋肉量を維持したいシーズン中にも役立ちます。実際ユーザーには「増量期はもちろん減量期にも使える万能プロテイン」と評価する声がありました。さらに「人工甘味料無添加なのに美味しいので驚いた」「これを飲み始めてから肌荒れしなくなった(添加物少ないおかげかも)」との声もあり、健康志向の方にも支持されています。
価格
価格は1kgあたり4500円前後と平均的ですが、高純度WPIブレンドでこの価格はコスパ良好との指摘もあります。ULTORA自身も「高品質なのにコスパも良いのが魅力」と謳っており、品質・価格のバランスが優れています。総じて、無駄を省いて効率良く体作りしたい野球選手にイチ押しのプロテインです。
\ ULTORA(ウルトラ)公式サイト/
マイプロテイン Impact ホエイプロテイン(イギリス)
特徴
マイプロテインは世界規模で展開するイギリス発のブランドで、その圧倒的なコストパフォーマンスで有名です。Impactホエイプロテインは同社の主力商品で、日本でもここ数年で利用者が一気に増えました。
主成分はホエイプロテインコンセントレート(WPC)ですが、必要に応じてアイソレート版も選べます。
特徴は何と言っても安さで、公式サイトのセールを利用すれば5kgの大容量が5~6000円程度になることも珍しくありません。1食あたりタンパク質20g前後と含有量も十分で、余計なアミノ酸スパイク等もなく品質は国際基準で安定しています。
一方、日本メーカー製のようなビタミン・ミネラル添加はなく、純粋なたんぱく質補給に徹している点は留意が必要です。
味・飲みやすさ
フレーバーの多さは業界トップクラスで、チョコレート系だけでも10種類以上、他に抹茶ミルク、ミルクティー、ストロベリークリーム、ナチュラルバナナ等々枚挙に暇がありません。そのため「自分好みの味を見つけやすい」のがメリットです。
人気の高い味は「ナチュラルチョコレート」「抹茶ラテ」「ミルクティー」あたりで、「甘さ控えめで美味しい」「スイーツ感覚で飲める」と好評です。
一方で「フレーバーによっては人工甘味料の風味が強い」「甘すぎる味もある」との声もあり、当たり外れは多少あります。溶けやすさについては、「少しダマになることがあるがよく振ればOK」「粉が舞いやすいので開封時注意」といった意見が散見されました。総合的には価格相応ながら概ね問題なく飲める品質です。
効果・用途
とにかくコスパが良いので、毎日大量にプロテインを飲む選手や予算が限られる学生に向いています。
「1日3回飲んでも経済的負担が少ないので助かる」という声が多く、部活仲間と共同購入して安く入手している例もあります。筋肉への効果は他のホエイと遜色なく、「これを使って3ヶ月で明らかに筋量が増えた」との口コミもあります。
ただし海外製ゆえ容器が大袋でジッパーが閉めにくかったり(近年は改善)、到着に時間がかかったりする点は注意です。それでも定期的に公式サイトで大幅割引セール(15~50%オフ)をやっており、上手く活用すれば他ブランドでは考えられない価格でプロテインを入手できます。
また、現在日本向けの商品にはしっかり日本語ラベル(成分表示やアレルゲン表示)が貼られており、品質管理面も安心です。
口コミ
ユーザーからは「安いので心配だったが、飲んでみると普通に良いプロテインだった」「プロテイン代を節約でき、その分サプリ(クレアチンなど)に回せる」といった声もあり、コスパ以外の満足度も高いようです。
総じて、量をたくさん飲んでトレーニングしたい野球選手にとって強い味方になるプロテインでしょう。
オプティマムニュートリション ゴールドスタンダード 100%ホエイ(米国)
特徴
世界で最も売れているプロテインの一つで、サプリ大国アメリカを代表する王道ホエイです。
ゴールドスタンダードの名の通り、無駄な添加物を省きタンパク質含有量を極限まで高めた製品で、1食あたり24g程度のホエイタンパクを含みます。
製法はWPCとWPIのブレンドで、乳糖や脂質を抑えつつホエイ特有の生物価の高さを維持しています。日本製品のようにビタミン・ミネラルの強化はありませんが、「プロテインパウダーに純粋さを求めるならこれ」と言われるほど品質と実績があります。実際、世界中のボディビルダーやアスリートに長年愛用され、多数のサプリメントアワード受賞歴も誇ります。
味・飲みやすさ
フレーバーはダブルリッチチョコレートをはじめクッキー&クリーム、モカカプチーノなど10数種類展開されています。中でも日本人に人気なのはチョコ系で、「さすが本場のチョコ味、濃厚で美味しい」「甘さもしっかりあるがクドくない」と評判です。人工甘味料の後味も少なく、「これを飲むと他のプロテインが薬っぽく感じる」というファンもいるほど。水でも牛乳でも溶けやすく、ダマになることは滅多にありません。
泡立ちも少ないため、素早く一気に飲みたいときにもストレスありません。「種類が多すぎて迷う」という声もありますが、それだけ飽きにくく続けやすいというメリットでもあります。
効果・用途
高強度トレーニングで筋肉を追い込み、しっかりリカバリーしたい野球選手に適しています。
プレミアムなホエイが主成分なので、もちろん運動直後の摂取で筋肥大を効果的に促せます。また無駄な成分が入っていない分、他のサプリメント(例えばクレアチンやBCAA)と組み合わせて使うのにも向いています。実際に「余計な糖や脂肪が少ないので減量中でも使える」「胃もたれしないので朝練前後にも飲める」といった声がありました。
価格
日本国内ではやや値段が張りますが(2.3kgで¥7,000前後)、輸入品であることを考えれば妥当とも言えます。
何より品質の信頼性と知名度が抜群で、「結局プロテインはこれに戻ってくる」というユーザーもいるほどです。野球選手にとっても、特にシーズンオフの筋力強化期間や体作りに集中する時期に最高の相棒となるでしょう。
よくある質問(FAQ)
- プロテインの一日の摂取量は体重によってどう決めればいい?
-
体重1kgあたり1.5~2gを目安に、食事で摂りきれない分をプロテインで補うのがおすすめです。たとえば体重70kgの選手なら、1日に105~140gのタンパク質を目標にします。食事で80g摂れていれば、残り25~60gをプロテインで補給しましょう。
- 牛乳と水、どちらで割って飲むと吸収や効果が変わるの?
-
牛乳で割ると脂質や糖質、カルシウムも同時に補給でき、腹持ちがよくなります。水で割ると吸収が速くなるため、運動直後のリカバリー用途に向いています。目的に応じて使い分けると効率的です。
- プロテインパウダーの粉固まりを防ぐ保存方法は?
-
湿気を避けるため、開封後は必ず密閉容器に移し、直射日光や高温を避ける冷暗所で保管します。スプーンに水分がつかないように気をつけると、粉の固まりやカビを防げます。
- プロテイン摂取で胃もたれしやすい場合の対策は?
-
まずはひと口分の少量から試し、飲む前にコップ1杯の水をゆっくり摂って胃を慣らします。純度の高いホエイアイソレートや牛乳割りを選ぶと、消化負担が軽減されます。
- ホエイ、カゼイン、ソイを同時に摂取しても問題ない?
-
吸収速度の異なるホエイ(速攻性)、カゼイン(持続性)、ソイ(植物性)を組み合わせると、トレーニング直後から就寝前まで効率よくアミノ酸を供給できます。タイミングをずらし、総量を調整すれば効果的です。
まとめ
この記事では野球選手に必要な筋肉部位や機能を解説し、ホエイ・カゼイン・ソイの特徴比較を踏まえて目的別に最適なプロテイン8選を紹介しています。特に ホエイプロテインの摂取タイミングの重要性 を強調しています。
- 吸収速度の速さによる筋修復サポート
- 夜間補給に適した持続的栄養供給
- 低脂肪で腹持ちの良さを備えた特徴
- 味や溶けやすさで比較した製品選定
次は目的に合ったプロテインを選び、適切なタイミングで継続的に摂取してください。


