「2026年、NPBで爆発しそうな選手を早めに把握したい」――そう思っているプロ野球ファンの方に、ぜひ読んでいただきたい記事があります。
WBC2026の侍ジャパンには、大谷翔平選手をはじめとする歴代最多9名のメジャーリーガーが選出されました。
ところが、2月に組まれた強化試合には彼らの多くが不在。その「穴」を埋めるために選ばれたのが、サポートメンバーです。
サポートメンバーはWBC本戦に出場できないケースがほとんどですが、井端弘和監督率いる首脳陣が「将来性あり」と太鼓判を押した選手たちです。中には、なんとサポートメンバーからWBC本戦代表に昇格した選手まで登場しました。
WBC2026 日本代表サポートメンバー一覧
| 選手名 | 所属 | サポート地 |
|---|---|---|
| 仲田 慶介 | 埼玉西武ライオンズ | 宮崎&名古屋 |
| 糸川 亮太 | 埼玉西武ライオンズ | 宮崎 |
| 石垣 勝海 | 千葉ロッテマリーンズ | 〃 |
| 佐藤 柳之介 | 広島東洋カープ | 〃 |
| 湯浅 大 | 読売ジャイアンツ | 宮崎&名古屋 |
| 篠原 響 | 埼玉西武ライオンズ | 宮崎 |
| 中山 礼都 | 読売ジャイアンツ | 宮崎&名古屋 |
| 東松 快征 | オリックス・バファローズ | 名古屋 |
| 松本 健吾 | 東京ヤクルトスワローズ | 〃 |
| 石上 泰輝 | 横浜DeNAベイスターズ | 〃 |
| 佐々木 泰 | 広島東洋カープ | 〃 |
| 山本 大斗 | 千葉ロッテマリーンズ | 〃 |
| 仲地 礼亜 | 中日ドラゴンズ | 大阪 |
| 根尾 昂 | 中日ドラゴンズ | 〃 |
| 金丸 夢斗 | 中日ドラゴンズ | 〃 |
この記事では、WBC2026サポートメンバーの中から、今シーズンとくに目が離せない6選手を徹底解説します。

WBCのサポートメンバーって、補欠みたいなもの?あまり注目しなくていいの?

とんでもない!首脳陣が認めた実力と将来性の証明です。むしろNPBシーズンを先取りするための”隠れた名鑑”として活用してほしいですね
この記事でわかること
- WBC2026サポートメンバーの役割と意義
- サポートメンバーからWBC本戦代表に昇格した金丸夢斗の凄さ
- 注目投手ブレイク候補3名の成績と強み
- 注目野手ブレイク候補3名の成績と強み
- サポートメンバー経験がNPBシーズンに与える影響
WBC2026サポートメンバーとは?役割と意義を解説
WBC2026の日本代表・侍ジャパンには、大谷翔平選手(ドジャース)や吉田正尚選手(レッドソックス)など、歴代最多となる9名のメジャーリーガーが名を連ねました。
しかし、2月の強化試合の時期は各選手がメジャーのスプリングトレーニング中であるため、合流が難しい状況です。
そこで活躍するのが「サポートメンバー」という制度です。サポートメンバーは、宮崎キャンプや「ラグザス侍ジャパンシリーズ2026」などの強化試合に侍ジャパンのユニホームを着用して参加します。

サポートメンバーに選ばれるのは、どんな選手なんですか?

NPBで活躍している、または将来の代表候補として首脳陣が注目している選手です。言わば”次の代表”への登竜門とも言えるポジションですよ
今回は2月3日に14名が発表され、その後もメンバーの変更・追加が行われました。
以下に主なサポートメンバーをまとめます。
| 所属 | 選手名 | ポジション | 参加組 |
|---|---|---|---|
| 中日ドラゴンズ | 金丸夢斗 | 投手 | 大阪組 → 本戦代表昇格 |
| 中日ドラゴンズ | 仲地礼亜 | 投手 | 大阪組 |
| 埼玉西武ライオンズ | 篠原響 | 投手 | 追加 |
| オリックス・バファローズ | 東松快征 | 投手 | 追加 |
| 広島東洋カープ | 佐藤柳之介 | 投手 | 宮崎組 |
| 横浜DeNAベイスターズ | 石上泰輝 | 内野手 | 名古屋組 |
| 広島東洋カープ | 佐々木泰 | 内野手 | 名古屋組 |
| 読売ジャイアンツ | 中山礼都 | 内野手 | ― |
【特別枠】金丸夢斗(中日ドラゴンズ)|サポートから本戦代表昇格!WBC本番でも圧巻の投球
今回の記事で最も劇的なストーリーを持つのが、金丸夢斗投手です。
当初はサポートメンバーとして選ばれていた金丸投手ですが、2月26日、松井裕樹投手のコンディション不良による辞退にともない、WBC本戦の正式代表として電撃昇格しました。
そして本番のWBCでも期待を裏切りません。チェコ戦に3番手として登板すると、鋭い変化球と抜群の制球力で5者連続三振を奪う圧巻の投球を見せ、2回をパーフェクトに抑えてWBCデビューを飾りました。
2025年シーズン成績
| 登板数 | QS数 | 防御率 | プロ初勝利 |
|---|---|---|---|
| 8試合 | 7試合 | 2.41 | 8月7日(対阪神) |
8試合中7試合でクオリティ・スタート(QS)を記録するという安定感は、1年目とは思えない完成度です。

サポートメンバーから本戦に昇格するって、すごいことなんですか?

相当レアなケースです。首脳陣が”サポートではなく本当に使いたい投手”と判断したということ。そのうえWBCデビューで5者連続三振ですから、2026年のNPBシーズンへの期待は最高潮ですね
WBC本番での経験と自信を携えた金丸投手が2026年のNPBシーズンで本格ブレイクすることは、ほぼ間違いないでしょう。
【投手編】注目サポートメンバー
WBC2026を見据え、侍ジャパンのサポートメンバーに選出された投手には、将来性に満ちた逸材が多く存在します。本戦での活躍も視野に入れた、注目の若手投手たちを挙げます。
NPB各球団から選出された期待の若手投手から、今後の飛躍が特に注目される「2名」に焦点を当てます。
侍ジャパンのサポートメンバー選出という事実は、彼らのプロキャリアにおいてかけがえのない財産になるものです。
| 選手名 | 球団 | 投打 | 主な特徴 | 期待される役割 |
|---|---|---|---|---|
| 篠原 響 | 西武ライオンズ | 右投右打 | 最速156km/hの剛速球 | 将来のエース候補 |
| 東松 快征 | オリックス・バファローズ | 左投左打 | キレのある直球と変化球 | 左腕エースへの成長 |

ここで選ばれた選手たちは、具体的にどのような魅力があるのでしょうか?

NPBの次世代を担う実力とポテンシャルを兼ね備えた逸材が集まります。
侍ジャパンのサポートメンバーに選出されることは、若手投手にとって極めて貴重な経験です。
世界レベルの練習環境や代表選手との交流は、彼らの技術と精神面を大きく成長させる機会となります。
この経験は、将来のWBC本戦出場、そして日本球界を背負う存在となるための重要なステップアップにつながるものです。
篠原響(西武ライオンズ)|ルーキー最速156km/hが一軍の扉をこじ開ける
2024年ドラフト5位指名ながら、即戦力評価を大きく覆す快進撃を見せているのが篠原響投手です。
プロ1年目から二軍で圧倒的な成績を残し、WBCサポートメンバーへの追加招集(2月22日発表)を勝ち取りました。
2025年ファーム成績
| 登板数 | 先発 | 投球回 | 成績 | 防御率 |
|---|---|---|---|---|
| 15試合 | 13試合 | 70.2回 | 8勝4敗 | 2.17 |
最速156km/hのストレートに加え、スライダー・フォーク・カットボール・チェンジアップ・カーブと多彩な変化球を操る技巧派の一面も持ちます。

ドラフト5位なのに、もうWBCのサポートメンバーに選ばれたんですか?

驚きですよね。でもファームの成績を見れば納得です。防御率2.17・8勝という数字は、ドラフト順位とは関係なく”本物”であることを示しています
2026年シーズン、開幕ローテーション入りを狙える位置にいる篠原投手。西武の将来を担う右腕として、開幕からその名前を覚えておいて損はありません。
東松快征(オリックス・バファローズ)|高卒2年目の左腕が本格始動
高卒ドラフト3位でオリックスに入団した東松快征投手は、2025年7月に一軍デビューを果たした期待の左腕です。
最速152km/hのストレートにカーブ・スライダー・チェンジアップを交え、「三振を奪える先発左腕」として球団内での評価が急上昇しています。

2025年はあまり一軍での実績がないですが、なぜサポートメンバーに?

侍ジャパンの首脳陣は”現在の実績”だけでなく”将来性”を見て選んでいます。東松投手のポテンシャルが、プロの目にそれだけ高く映っているということです
2025年一軍成績(抜粋)
| 初登板 | 投球回 | 被安打 | 三振 |
|---|---|---|---|
| 7月19日(対ロッテ) | 2回 | 2 | 1 |
2026年はオリックスの先発ローテ争いに本格参戦する見込みです。高卒2年目の大化けに注目してください。
【野手編】注目サポートメンバー
WBC2026を視野に入れたサポートメンバーには、投手陣のみならず、将来の侍ジャパンを担う野手の若手も数多く選出されています。
選ばれた若手選手たちは、日本代表の強化合宿や強化試合に帯同し、国際大会の雰囲気に触れる貴重な経験を積みます。
また、トップレベルの選手たちと共に練習することで、技術向上や精神面での成長を促す目的も期待されます。
彼らの経験は今後のプロ野球生活において大きな糧となるでしょう。
サポートメンバーに選ばれた野手陣の中から、特に注目すべき選手3名とその特徴を比較します。
| 選手名 | 所属球団 | 主なポジション | 特徴 | 期待される貢献 |
|---|---|---|---|---|
| 石上泰輝 | 横浜DeNAベイスターズ | 遊撃手 | 俊足、強肩、巧打、広角打法 | 複数ポジションへの対応力、守備固め |
| 佐々木泰 | 広島東洋カープ | 三塁手 | 長打力、堅実な守備、勝負強さ | 打撃力強化、主軸としての活躍 |
| 中山礼都 | 読売ジャイアンツ | 内野手(全般) | 高いユーティリティ性、対応力 | 攻撃のバリエーション増加、ゲームメイク |

野手のサポートメンバーには、具体的にどのような能力や資質が期待されるのですか?

攻守走でWBC本戦メンバーを支え、同時に将来の代表入りを見据えた育成枠としての役割も担っています
ここに選ばれた野手のサポートメンバーは、代表の国際経験を積む場として、また自身の能力を試す絶好の機会としてWBCの舞台を活用します。
WBC本戦のトップ選手たちの技術や考え方を肌で感じ、それを自らのプレーに取り入れることで、2026年シーズン以降の各選手の飛躍に繋がります。
将来的に日本の中心選手として、WBC本戦の舞台で活躍する姿を楽しみにしています。
石上泰輝(横浜DeNAベイスターズ)|俊足・強肩・巧打の次世代ショート
石上泰輝選手は、DeNAが誇る攻守型の内野手です。
2025年シーズンの後半戦で打率.307・2本塁打をマーク。
さらにクライマックスシリーズでは3ランホームランを放つなど、大舞台での勝負強さも証明しました。
| 項目 | 評価 | 特徴 |
|---|---|---|
| 守備範囲 | ◎ | ショートとしての広い守備範囲・強肩 |
| 走塁 | ◎ | 積極的な盗塁・俊足 |
| 打撃 | ○ | コンタクト力・後半戦打率.307 |
| 大舞台 | ◎ | CSで3ランを放つ勝負強さ |

石上選手の一番の魅力はどこですか?

バランスですね。守備・走塁・打撃のどれか一つが飛び抜けているというより、全部が高水準にあるのが魅力です。2026年はレギュラー定着で規定打席に到達できるかが焦点ですよ
2026年はレギュラー定着と規定打席到達が現実的な目標です。
そこを達成した先に、侍ジャパン本選出という大きな夢が待っています。
佐々木泰(広島東洋カープ)|スラッガー三塁手が「本当の開幕」を迎える
広島が誇るスラッガー型の三塁手・佐々木泰選手は、WBC強化試合(名古屋)で侍ジャパンのユニホームを着て2試合とも一塁手として先発フル出場を果たしました。打撃練習では度肝を抜く豪快なアーチを連発し、警備員がアナウンスで注意するほどの飛距離を誇ります。
2025年は5月に一軍デビューを果たしたものの、右第一肋骨の疲労骨折で一時離脱。
しかし8月に復帰すると9月には初の猛打賞・4番先発出場と着実に存在感を高めました。

2025年はケガで離脱した印象ですが、2026年は大丈夫ですか?

まさにその通りで、2026年が真の”1年目”になります。あのパワーが1シーズン通じて発揮されたとき、広島の4番候補として一気にブレイクする可能性が高いですよ
WBCの国際舞台でその豪打ぶりを披露し、自信を深めた佐々木泰選手。2026年はフルシーズンでの長打力爆発に期待がかかります。
中山礼都(読売ジャイアンツ)|万能内野手が確立するレギュラーへの道
読売ジャイアンツの中山礼都選手は、2025年シーズンに自身最多の103試合に出場し、打率.265・7本塁打・32打点という成績を残しました。
プロ入り以来、少しずつ出場機会を増やしてきた彼が、ついに「準レギュラー」から「完全レギュラー」への階段を上り始めています。
2025年シーズン成績
| 試合数 | 打率 | 本塁打 | 打点 |
|---|---|---|---|
| 103試合 | .265 | 7本 | 32打点 |
外野へのコンバートも経験しながら、どのポジションでもこなせるユーティリティ性の高さも魅力です。
6月には初本塁打、8月には2打席連続本塁打と、長打力も着実に伸びています。

103試合出ているなら、もうブレイク済みじゃないですか?

確かに手応えを感じたシーズンでした。でも2026年こそが勝負。130〜140試合フル出場・規定打席到達・二桁本塁打、これができたとき本当のブレイクと言えます
WBCサポートメンバーとして首脳陣から「代表候補」の烙印を押された中山選手。
2026年は巨人の中堅打者として完全定着するシーズンになるでしょう。
サポートメンバー選出がもたらす「プレイヤーへの恩恵」
WBC2026のサポートメンバーに選ばれることは、単なる「名誉」にとどまりません。選手たちにとって具体的な3つの実質的な恩恵があります。
| 恩恵 | 内容 | 選手への影響 |
|---|---|---|
| ① 世界トップレベルとの練習 | 大谷翔平など一流選手の練習哲学・体のケア・技術を間近で学べる | 技術・メンタル両面での急成長が見込まれる |
| ② 国際経験・緊張感 | 強化試合とはいえ代表ユニホームを着た試合に出場 | プレッシャー耐性とパフォーマンスの底上げ |
| ③ 首脳陣からの評価 | 井端監督ら首脳陣の目に触れ、次の本選出への道が拓ける | モチベーションと「証明の場」を得られる |
今回の金丸夢斗投手のように、サポートメンバーから本戦代表に昇格するケースも生まれました。
この経験はNPBシーズンでの活躍に直結します。

サポートメンバーって、WBC本戦に出られないなら意味が薄いんじゃないかと思っていました

むしろ逆です。代表合宿での刺激を持ち帰り、NPBシーズンで爆発するというパターンは珍しくありません。金丸投手がその最高の証明になりましたね
よくある質問(FAQ)
- WBCサポートメンバーの選考基準はどのようなものですか?
-
WBCサポートメンバーは、主に将来の侍ジャパンを担う可能性のある若手選手が選ばれています。彼らに国際舞台の経験を積ませ、トップレベルの練習環境で刺激を受けることで、今後の成長を促すことを目的としています。
- WBCサポートメンバーに選ばれると、選手にとってどのようなメリットがありますか?
-
トップ選手との練習や国際試合の緊張感を肌で感じられるほか、首脳陣に自身の能力を直接アピールする機会を得られます。この貴重な経験は、NPBシーズンでの活躍や将来的な本戦代表選出に直結すると言えるでしょう。
- サポートメンバーは本戦に出場できないとのことですが、具体的な役割は何でしょうか?
-
サポートメンバーの主な役割は、強化試合やキャンプで代表チームの練習をサポートし、チーム内の調整役を担うことです。本戦に出場する機会は非常に限られるものの、万が一の追加招集に備え、国際大会の雰囲気を経験する重要な役割を果たします。
- 金丸投手のようにサポートメンバーから本戦代表に昇格するケースは、よくあることですか?
-
サポートメンバーから本戦代表に昇格することは、極めて稀なケースです。通常、サポートメンバーは強化試合などに帯同する役割であり、本戦出場は想定されていません。金丸投手の昇格は、彼の並外れた実力と、首脳陣が彼を本戦でも起用したいと判断した結果に他なりません。
- WBCサポートメンバーに選ばれることが、NPBのレギュラー定着にどう影響しますか?
-
WBCサポートメンバーとしての経験は、選手自身の自信を高め、プロ意識を向上させます。世界レベルの環境で得た刺激は、技術面や精神面での成長を促し、それがNPBシーズンでのパフォーマンス向上に繋がり、レギュラー定着への大きな後押しとなるでしょう。
まとめ|侍ジャパンが認めた6人に注目せよ
WBC2026のサポートメンバーは、日本野球の首脳陣が「将来の代表」と認めた選手たちです。
今回ご紹介した6選手は、それぞれが明確な強みと2026年への成長ストーリーを持っています。
- 金丸夢斗(中日):サポート → WBC本戦昇格 → 5者連続三振。2026年は二桁勝利を狙う
- 篠原響(西武):最速156km/hルーキーが開幕から一軍ローテ入りを狙う
- 東松快征(オリックス):高卒2年目の左腕が先発ローテ争いに本格参戦
- 石上泰輝(DeNA):攻守型ショートが規定打席到達でレギュラーを確立する
- 佐々木泰(広島):疲労骨折から完全復活、豪快アーチで4番候補へ
- 中山礼都(巨人):万能内野手がフル出場・二桁本塁打で完全ブレイクへ
NPBシーズンを誰よりも早く楽しみたいなら、まずはこの6人から目を離さないでください。
きっと2026年のシーズン終盤、「あの時から注目していた!」と言える瞬間が訪れるはずです。
参考:Baseball Channel WBC2026 / 高校野球ドットコム サポートメンバー / 中日スポーツ 金丸夢斗WBC
